• 第679回  日程未定  参加費1000円+飲食代金

4月4日(土曜日)開催予定でしたが、延期いたします。新たな開催日は追って告知いたします。   

       

『第1次世界大戦とスペイン風邪は音楽に何をもたらしたか』

~横断的クラシック講座第20回

 

いまから1世紀前、1918年から1920年頃のヨーロッパの文化状況に注目してみたいと思います。

人類最初の大量殺戮戦争と、新型ウイルスの世界的感染拡大によって、当時の音楽はどう変わり、何が終わり、何が始まったのでしょうか。

ストラヴィンスキーラヴェルを中心に、アメリカや中南米、日本の作品にも耳を傾けつつ、当時の空気を追体験し、私たちの今後を生きるヒントとしたいと思います。

 

 

                             解説 林田直樹

  • 第678回 3月21日(土曜日)午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ

村井康司『ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集』発刊記念イベント

  

321日発売の『ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集』の発刊記念イベントです。スコット・フィッツジェラルドボリス・ヴィアンジャック・ケルアックなどのジャズが登場する小説について、村井康司が音源と映像を使ってレクチャーします。

当日は『ページをめくるとジャズが聞こえる』の販売も行います。

 

  • 本の情報はこちらから

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4401649060/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o06_s00?ie=UTF8&psc=1

 

出演:村井康司(音楽評論家)

 

 

 

 

 

  • 第679回 4月4日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代金

 

タイトル未定 横断的クラシック講座~第20回

 

詳細は後ほど告知いたします。

 

                             解説 林田直樹

【『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』(小学館新書)のご紹介】

 

この度、小学館新書から『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』という本を出しました。タイトルから想像される通り、この本は以前小学館から出して好評だった『一生モノのジャズ名盤500』のヴォーカル編という体裁をとっています。つまり、「ミュージシャン別」や「楽器別」と言った従来の名盤紹介本とは異なり、「聴いた感じ」でジャズ名盤をセレクトするスタイルを踏襲しています。

 

例えば「朝目覚めの時に聴くに適したジャズ・ヴォーカル」であるとか、「聴くとウキウキするようなジャズ・ヴォーカル」といった塩梅です。というのも、私たちは音楽を聴くとき、無意識のうちに「その時の気分」に合ったサウンドを選んでいるからです。その「無意識の選択」に合ったアルバムをわかりやすく区分してご案内すれば、少々敷居が高いと思われている“ジャズ”に比較的すんなり馴染んでいただけるのでは、というのがこの本の狙いなのです。

 

そしてその選択基準は、あくまで「受け手目線」を貫きました。受け手とは要するに「聴き手」のことで、対する送り手は「ミュージシャン」ですね。「聴き手」は「ジャズ・ファン」と置き換えても良いのですが、今回の新著は小学館から出したCD付きムック『ジャズ100年シリーズ』の経験を活かし、既にジャズ・ファンとなっている方々の周りにいる、より幅の広い「潜在的ファン層」にも注目していただけるよう配慮しました。

 

一概には言えませんが、「ジャズ評論」と呼ばれているものの中には、ミュージシャンの代弁をしているようなコメントも少なくありません。もちろんこうしたスタンスの解説はたいへん重要で、中でも有能なインタビューアーによるミュージシャンのコメントは新人理解、新しいタイプの演奏を知る大きな助けとなります。また、それぞれの「ジャズ観」「ジャズ論」を展開することは「ジャズ評論」の「王道」とみなされているようでもあります。

 

しかしこうした「ミュージシャン情報」や「ジャズ論議」は、既に「ジャズ・ファン」となっている方々が主に関心を持つもので、「潜在的ジャズ・ファン層」つまりジャズに関心があるけれど「敷居の高さ」ゆえ今一つ前へ進めない多くの音楽ファンが求めているものとは、ちょっと違うように思うのです

 

そうした方々が求めているのは、まずもって「どうしたらジャズを楽しめるようになるのか」であり、そのための「わかりやすいジャズの聴き所」をご提供するのが大切だと私は考えているのです。要するに私は「ジャズの実用書」を目指したのですね。付け加えれば、それは「ジャズを楽しむための実用書」であって、マニアックな「通好みヴォーカリスト」の知識・蘊蓄を仕入れる「ジャズを語るための実用書」ではありません。そうした「マニア向け蘊蓄書」は、ファンになれば自然に求めるようになるものなのです。

 

ですから新著ではジャズの専門用語をなるべく使わず、平易な「聴いた実感」に基づくアルバム解説、ミュージシャン解説を心がけています。例えば、歌い手の個性を一番よく表す「声質」を「ハスキー」「ソフト」といった具合に分類し、知らないヴォーカリストの特徴をわかりやすく解説しています。

 

また、小学館のCD付きムック『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』を監修しながら実感したのは、「人の声」という聴き慣れた素材による「歌」は、相対的に抽象的な、楽器によるインストジャズより、親しみやすいということです。付け加えれば、ポピュラー、ジャズ両分野で活躍したフランク・シナトラナット・キング・コールといったビッグ・スターの存在が示すように、「歌」という共通要素によって「ポピュラー・ソング」と地続きな「ジャズ・ヴォーカル」は、“ジャズ”という音楽の特質をわかりやすく浮き彫りにするという効果にも気が付いたのです。

 

つまり、ヴォーカルは敷居が高いと思われているジャズへの入り口として最適なのですね。そしてもう一つの大きな発見は、「キーワード」としてのヴォーカルが現代ジャズ理解の大きな糸口になるということです。現代ジャズを象徴するカマシ・ワシントンやカート・ローゼンウィンケルのアルバムには「ヴォイス」「ヴォーカル」「コーラス」が実に効果的に使われています。また、本来ベーシストだったエスペランサは全編ヴォーカルのアルバムを出しました。つまり「ジャズ・ヴォーカル入門」は「ジャズ入門」に繋がるだけでなく、「現代ジャズ入門」でもあったのです。

 

彼ら以外にも、現代ジャズ・シーンで注目を集めているミュージシャンのアルバムには、例外なくと言っていいほどヴォーカル、あるいはヴォイス、ラップといった「声」を使ったトラックが含まれているのですね。こうした現象は実は“ジャズ”という音楽が持つ大きな特徴の表れでもあったのです。

 

それは「声」が持つ親しみやすさ=ポピュラリティと芸術性の巧みな融合であり、こうした特質は何も現代ジャズだけに顕著な現象ではなく、ジャズ史を振り返れば、ジャズ・ヴォーカルの元祖と言われたルイ・アームストロングや、フランク・シナトラビング・クロスビーら人気歌手を擁したスイング時代のビッグ・バンド、そして晩年のマイルスもヴォーカルこそ入れませんでしたが、「狙い」は「如何に黒人大衆層にジャズを聴いてもらうか」でした。

 

今回「受け手目線」を前提としつつ「声」「歌」から“ジャズ”を眺めた時、もう一つの「ジャズの特徴」であり、「現代ジャズの特徴」でもある「融合音楽としてのジャズ」という側面が大きく浮かび上がりました。そのことを私は「ジャズは最強の音楽ジャンルである」という言い方で強調しています。

 

誤解していただきたくないのは、「最強」は「最善」あるいは「最高の音楽ジャンル」ではないということです。具体的にいいますと、例えばロック・シンガーやボサ・ノヴァ・ミュージシャンがジャズを歌えばロックやボサ・ノヴァの表現領域が広がるかというとそういうことは無く、実態としては彼らロック・シンガー、ボサ・ノヴァ・ミュージシャンが、一時的に“ジャズ・ヴォーカリスト”としてふるまっていることになるのです。

 

その結果として“ジャズ”がロック的要素やボサ・ノヴァ風表現を取り入れ、自らのジャンルの養分としちゃうのですね。そうしたことを“ジャズ”は長年に渡ってやってきた結果が“現代ジャズ”だったのです。

●第675回 『いーぐる連続講演』

 

選曲リスト  解説・選曲  林田直樹

 

第19回横断的クラシック講座「ブラームスはお好き」

 

~ロマ文化との接点~

アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット) レオニダス・カヴァコス、クリストフ・コンツ(ヴァイオリン) アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ) シュテファン・コンツ(チェロ) エーデン・ラーツ(コントラバス) オスカール・エケレシュ(ツィンバロム

Universal

 

~愉快に、気ままに、人生を楽しむ~

クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ) レナード・バーンスタイン(ピアノ)

Sony

 

~鬱蒼とした弦に宿る、ほの暗い情念~

ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ) カール・シューリヒト指揮 ウィーン・フィル

London

 

~ウィーンのカフェ文化で生まれた、大衆音楽の源流~

第1曲「私に話して、乙女よ」

第2曲「奔流は岩にぶつかり」

第3曲「ああ、女性よ」

第4曲「夕方の晴れやかな夕日」

第5曲「青々としたホップの蔓が」

第6曲「可愛らしい小鳥」

シグヴァルズ・クラーヴァ指揮 ラトビア放送合唱団 ダーツェ・クラーヴァ、アルディス・リエピニェス(ピアノ)

ondine

 

~晩年の大ヴァイオリニストの心をとらえた室内楽

ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン) グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ) レナード・ペナリオ(ピアノ)

RCA

 

~言葉にはならない、香りのようなもの~

  • 「メロディのようなものが僕の心に」op.105-1 ※約2分半

ペーター・シュライアーテノール) ペーター・レーゼル(ピアノ)

日本コロムビア

 

~「森や林の神秘的な魅力に満ちた宝石のような音楽」(クララ・シューマン)~

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団

RCA/Sony

 

~避暑地の川のほとりで散策をしながら~

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ、1875年製ベーゼンドルファー

Harmonia mundi

 

~孤高な峻厳さと悲しみの色~

アントニオ・ペドロッティ指揮 チェコ・フィル 1958年録音

Supraphon

 

~「セクシーだと思わないかい」「え、何だって?」~

グレン・グールド(ピアノ) 1960年録音・通常盤とは別テイク

Sony

 

~老いた作曲家の創作欲を再び燃え立たせた、クラリネットの音色~

オポルトウラッハクラリネット) ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

Westminster

 

ブラームスの影響(1)堅牢で古い様式のなかに込められた暗い世界~

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィル

universal

 

ブラームスの影響(2)時間もドラマも封じ込める新しい旋律への希求~

  • 武満徹:海へ ~第1曲:夜 ※約4分半

沢井一恵(十七絃筝、編曲) 中川昌三(アルト・フルート)

日本伝統文化振興財団

 

~国家が滅亡しようとする極限的状況で、音楽はどのように鳴っていたか~

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル 1945年1月22、23日 ドイツ帝国放送局による、第2次世界大戦終結前最後の演奏会のライヴ録音

Berliner philharmoniker

 

~芸術家の心を持つ、親しい友人の死に際して~

ジョン・エリオット・ガーディナー指揮 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティク モンテヴェルディ合唱団

SDG

 

【東京・四谷 いーぐる ジャズ喫茶物語】

 

人気ジャズサイト「ジャズ喫茶案内」さんが「東京・四谷 いーぐる ジャズ喫茶物語」という長大な記事を書いてくれました。実に濃密かつ正確な内容で、書かれた当人が驚いています。何よりも凄いのは、当時の資料をもとに半世紀近くも前の「ディスクチャート」周辺の人間関係が極めて正確に掘り起こされているところですね。

 

ネット上での反応もこの部分に関するものが多く、高橋健太郎さんや柳楽光隆さんなどが好意的な感想を述べてくれ、また、「日本ポピュラー・ミュージック史の貴重な記録」などという記述も眼にしました。中学校からの友人日野原幼紀と、今も付き合いがある矢野誠さんが高校の頃バンドを組んでいたなどと言う話は、私もこの記事で初めて知りました。

 

今までも当店の紹介記事はいろいろありましたが、「いーぐる」の原点に幻のロック喫茶「ディスクチャート」があったという視点での内容は今回が初めて。私自身、言われてみれば「なるほどそうだったのか」といろいろと思い当たる節があり、大いに感心している次第です。

 

詳しくは記事を参照していただきたいのですが、個人的に面白かったのは今回発売される私の新著『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』(小学館新書)の中に、ジョニ・ミッチェルドナルド・フェイゲンスティーリー・ダンといった普通のジャズ・ヴォーカル本には出てこないようなミュージシャンが多数登場するのですが、実はこうしたミュージシャンのアルバムは「ディスクチャート」の有能なレコード係、長門芳郎さんが購入していたのですね。これもこの記事での発見でした。

 

付け加えれば「ディスクチャート」の仕掛け人、日野原贔屓のビートルズ人脈も、ポール、リンゴのジャズ・ヴォーカル・アルバムが今回の新著に収録されており、これがまたいいのですね。

 

つまり今回の新著で改めてヴォーカルに注目してみたところ、図らずも半世紀も昔の埋もれていたロック周辺の記憶が蘇ったという次第なのです。

 

他の反応としては、友人、村井康司さんから「いーぐるは60~70年代文化の結節点だった」という過大なお言葉をいただきましたが、この時代のジャズ喫茶は大なり小なり「文化の結節点」だったのだと思います。ただ「芥正彦、阿部薫間章の話も別にあり」というくだりに注目すれば、確かにうちはちょっと異質だったのかもしれませんが…

 

言ってみれば、「ディスクチャート」周辺の人脈によるシュガー・ベイブ誕生の物語があたかもアメリカ西海岸文化を思わせる「いーぐる」の明るい歴史だとすれば、「東大全共闘vs三島由紀夫」に登場する劇団駒場主宰、芥氏周辺人脈は、掘り起こせば「三百人劇場放火事件」などという禍々しい人物も登場する、それこそ「いーぐる黒歴史」なのかもしれません。

 

もう一つありがたい反応は、村井さん、柳楽光隆さんらと作った『100年のジャズを聴く』(シンコーミュージック)で有能なエディターぶりを発揮してくれた若手評論家、細田成嗣さんが、「ジャズ喫茶は可能な限り、幅広い客層の要望に応えなければならない」という私の考えを、的確にこの記事から読み取ってくれたことです。

 

こうした基本姿勢はジャズ喫茶経営は言うまでも無く、今回の新著『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』でも私が心掛けたことでした。

 

ともあれ、今回の労作記事を書き上げてくれたJAZZCITY代表、楠瀬克昌さんには感謝のことばしかありません。彼、ほんとうに日本のジャズ喫茶文化を大切にしてくれているのです。

 

 

  • 第675回 2月1日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

 

ブラームスはお好き』~第19回横断的クラシック講座19世紀後半のウィーンで活躍した作曲家ヨハネス・ブラームス(1833-97)の音楽が、今もなお世界中で愛されているのはなぜでしょうか。ブラームスの傑作や知られざる名作を、新旧の名演奏を交えながら、その魅力をたっぷりと楽しんでいただきます。

ブラームスから影響を受けた、20世紀音楽の展開についても触れます。

 

                              解説 林田直樹

 

 

 

  • 第676回 2月8日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ

『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』(小学館新書)刊行記念イヴェント

 

ジャズ本としては異例の発行部数となった小学館の好評シリーズ『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の監修を務めた「いーぐる」店主、後藤雅洋が、これまた好評の小学館新書『一生モノ・シリーズ』の第3弾として、『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』を刊行いたしました。

 

本書は、当初52巻刊行された『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』と、14巻刊行された『ジャズ絶対名曲コレクション』でご紹介した楽曲が収録されていた「オリジナル・アルバム紹介本」とする計画でしたが、それらは楽曲単位のため、アルバム総数は330枚程度でした。

 

そこで企画が大幅に拡大され、ほぼ5割増しの500枚のジャズ・ヴォーカル・アルバムを、好評だった『一生モノ・シリーズ』の内容に合わせ、「朝目覚めに聴くヴォーカル」だとか、「夕暮れ時にピッタリのヴォーカル」「癒しのヴォーカル」といった「聴いた感じ」別にご紹介する本となり、アルバム紹介文もすべて新たな書き下ろしです。

 

当日は「いーぐる連続講演」でおなじみのジャズ・ヴォーカルの権威、小針俊郎さんをお招きし、二人で本書の「聴いた感じ別紹介」各章よりそれぞれ選んだベスト・アルバムから、各々1曲ずつかけアルバム解説を行う楽しいイヴェントです。

 

予約の必要はなく参加費は無料、飲食代金のみでお気軽においでいただけます。ヴォーカル・ファンはもちろん、インスト・ジャズ・ファンの方々もこの機会にぜひジャズ・ヴォーカルの魅力に触れてみてください。

 

当日は新著の即売も行います。

 

                        解説 後藤雅洋 × 小針俊郎

 

 

 

 

  • 第677回 2月15日(土曜日)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代金

プエルトリコはいま』

2017年のハリケーン・マリアの被害からまだ立ち直っていない中、地震に襲われるなど、このところ自然災害にさらされ続けるプエルトリコ

その復旧の中で、ショック政治と災害資本主義の諸勢力は「公正な復興」を目指す国民と厳しく対立、音楽家たちも、それぞれの立場で闘っている。

いまプエルトリコでは何が起こっているのか?

音楽はそこにどう関わり、どこへ向かっているのか? プエルトリコのヒット曲とともに概観します。

 

解説 伊藤嘉章/岡本郁生

 

 

 

 ●『ジョヴァンニ・ソッリマ特別公演記念』

 

2月22日(土曜日) 午後3時30分~5時30分 当日は3時開店となります。

                                     参加費無料 : 飲食代金のみでお気軽に参加いただけます。

 

幻の傑作 「Theory of the Earth」セオリー・オブ・ジ・アース 極音試聴会&トーク・イベント コンサートが10倍楽しめるスペシャル・イベント! 極音サウンドでソッリマの大作『Theory of the Earth』の初演音源を じっくり鑑賞できるほか、楽曲の誕生秘話や初演のエピソード、 聞きどころなどもトークも満載!

来たる5月のジョヴァンニ・ソッリマ特別公演で披露される『Theory of the  Earth』全編(40分)を、高級オーディオで体験する会。

トークに、音楽評論家の松山晋也氏と小室敬幸氏、かつて10年以上前に本作を ソッリマに依頼・実演した三味線奏者の西潟昭子氏、指揮者のユキ・モリモト氏 を迎え、チェロと三味線とオーケストラを雄大に描く同曲の魅力を探り、秘密を 解き明かします。

さらに、今回ソッリマと「Theory of the Earth」を共演する新進気鋭の三味線 奏者、野澤徹也氏がこの日、特別に演奏します。 5月公演の楽しみが倍増する予習会、ふるってご参加ください!!

 

■出演 トーク     松山晋也(音楽評論家) 小室敬幸(音楽評論家)

                         ほか ゲスト     野澤徹也(三味線)演奏あり

 

■問・予約 地球音楽プロジェクト実行委員会 03-3498-2838(平日11~19時) http://earthmusic.jpn.org/

 

 

  • 第674回 1月18日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1800円+飲食代

ミュージックマガジン 2019年のジャズ・ベスト10を聴く』

 

ミュージックマガジン」2020年1月号で発表された「2019年ジャズ・アルバム ベスト10」選出作品を、選出者3名の解説付きで紹介します。ベスト10に漏れた選者の推薦作品も併せて紹介し、現在のジャズ・シーンを読み解きます。

 

出演:柳樂光隆、原雅明村井康司

 

 

 

 

  • 第675回 2月1日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

『横断的クラシック講座』~第19回

 

詳細は追って告知いたします。

 

                              解説 林田直樹

 

 

 

  • 第676回 2月8日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ

『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』(小学館新書)刊行記念イヴェント

 

ジャズ本としては異例の発行部数となった小学館の好評シリーズ『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の監修を務めた「いーぐる」店主、後藤雅洋が、これまた好評の小学館新書『一生モノ・シリーズ』の第3弾として、『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』を刊行いたしました。

 

本書は、当初52巻刊行された『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』と、14巻刊行された『ジャズ絶対名曲コレクション』でご紹介した楽曲が収録されていた「オリジナル・アルバム紹介本」とする計画でしたが、それらは楽曲単位のため、アルバム総数は330枚程度でした。

 

そこで企画が大幅に拡大され、ほぼ5割増しの500枚のジャズ・ヴォーカル・アルバムを、好評だった『一生モノ・シリーズ』の内容に合わせ、「朝目覚めに聴くヴォーカル」だとか、「夕暮れ時にピッタリのヴォーカル」「癒しのヴォーカル」といった「聴いた感じ」別にご紹介する本となり、アルバム紹介文もすべて新たな書き下ろしです。

 

当日は「いーぐる連続講演」でおなじみのジャズ・ヴォーカルの権威、小針俊郎さんをお招きし、二人で本書の「聴いた感じ別紹介」各章よりそれぞれ選んだベスト・アルバムから、各々1曲ずつかけアルバム解説を行う楽しいイヴェントです。

 

予約の必要はなく参加費は無料、飲食代金のみでお気軽においでいただけます。ヴォーカル・ファンはもちろん、インスト・ジャズ・ファンの方々もこの機会にぜひジャズ・ヴォーカルの魅力に触れてみてください。

 

当日は新著の即売も行います。

 

 

                        解説 後藤雅洋 × 小針俊郎