【いーぐる 連続講演】 いーぐるでは、音楽界のさまざまな分野で活動されている方々をお招きし、実際に音源を聴きながら、ジャズをはじめ幅広いジャンルの音楽に親しんでいただくための連続講演を行っています。講演は午後6時30分頃終わる予定です。 第6…

去る8月1日に行われた、林田直樹さんによる「いーぐる連続講演」の選曲リストを掲載し、個人的感想を述べてみます。 本来は4月に行われる予定だったこの講演は、コロナによる自粛要請のため延期されたのですが、タイトルが示す通り、戦渦や感染症の危機が…

【いーぐる 連続講演】 いーぐるでは、音楽界のさまざまな分野で活動されている方々をお招きし、実際に音源を聴きながら、ジャズをはじめ幅広いジャンルの音楽に親しんでいただくための連続講演を行っています。講演は午後6時30分頃終わる予定です。 第6…

第680回 8月1日(土曜日)午後3時30分より 参加費1000円+飲食代 『第1次世界大戦とスペイン風邪は音楽に何をもたらしたか』 ~横断的クラシック講座第20回 いまから1世紀前、1918年から1920年頃のヨーロッパの文化状況に注目してみたいと思いま…

第679回 7月18日(土曜日) 午後3時30分より 参加費2000円+飲食代 『2020年前半のジャズ・シーンを振り返る~コロナの世界のジャズは今~』 話題の著『100年のジャズを聴く』のメンバー、村井康司・柳楽光隆・後藤雅洋の3人が、今年前…

「コロナ禍」を振り返る 自粛期間もようやく終わった今、今回の「コロナ禍」について私なりの感想を述べてみたいと思います。 率直に言って、3月半ばごろまでは従来のインフルエンザ同様春になれば収まると楽観視していましたが、ヨーロッパでの感染拡大がTV…

「第二波にどう備えるのか?」 緊急事態宣言が解除され、「第二波」の恐れが喧伝されつつも、少しずつ日常生活が戻って来たようです。とは言え、当店の売り上げは宣言中の8割減という壊滅的状況こそ改善されたものの、午後10時までの短縮営業と相変わらずの…

【緊急事態宣言の延長について】 コロナ対策のための緊急事態宣言を受けた外出自粛の影響で、売り上げが8割以上も減少した「いーぐる」は、資金繰りのためTシャツ等の支援グッズの販売を始めたところそれを知った有志の方々が募金に応じてくれるなど、多くの…

【支援グッズ、ご購入のお願い】 まさかと思われる方もおいでかと思いますが、52年続いた老舗ジャズ喫茶「いーぐる」も、コロナによる影響で存続の危機に立たされております。2月ごろから下降線をたどって来た売り上げも、4月に入って出された「緊急事態宣言…

第679回 日程未定 参加費1000円+飲食代金 4月4日(土曜日)開催予定でしたが、延期いたします。新たな開催日は追って告知いたします。 『第1次世界大戦とスペイン風邪は音楽に何をもたらしたか』 ~横断的クラシック講座第20回 いまから1世紀前、1…

第678回 3月21日(土曜日)午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ 村井康司『ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集』発刊記念イベント 3月21日発売の『ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学…

【『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』(小学館新書)のご紹介】 この度、小学館新書から『一生モノのジャズ・ヴォーカル名盤500』という本を出しました。タイトルから想像される通り、この本は以前小学館から出して好評だった『一生モノのジャズ名盤500…

●第675回 『いーぐる連続講演』 選曲リスト 解説・選曲 林田直樹 第19回横断的クラシック講座「ブラームスはお好き」 ~ロマ文化との接点~ ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調(ロマ風アレンジ) ※約5分半 アンドレアス・オッテンザマー(クラリネッ…

【東京・四谷 いーぐる ジャズ喫茶物語】 人気ジャズサイト「ジャズ喫茶案内」さんが「東京・四谷 いーぐる ジャズ喫茶物語」という長大な記事を書いてくれました。実に濃密かつ正確な内容で、書かれた当人が驚いています。何よりも凄いのは、当時の資料をも…

第675回 2月1日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代 『ブラームスはお好き』~第19回横断的クラシック講座19世紀後半のウィーンで活躍した作曲家ヨハネス・ブラームス(1833-97)の音楽が、今もなお世界中で愛されているのはなぜ…

第674回 1月18日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1800円+飲食代 『ミュージックマガジン 2019年のジャズ・ベスト10を聴く』 「ミュージックマガジン」2020年1月号で発表された「2019年ジャズ・アルバム ベスト10」選出作品を、選出者3名の…

第674回 1月18日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1800円+飲食代 『ミュージックマガジン 2019年のジャズ・ベスト10を聴く』 「ミュージックマガジン」2020年1月号で発表された「2019年ジャズ・アルバム ベスト10」選出作品を、選出者3名の…

第670回 11月9日(土)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代金 『村上春樹とジャズをめぐって』 このイベントは雑誌「文學界」2019年12月号(11月7日発売)に掲載の論考、 〈「こういうことがつまりジャズなんだよ」――村上春樹とジャズをめぐ…

第669回 10月26日(土) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代金 『いま一番面白いクラシック音楽をもとめて』ジャンル横断的クラシック講座第18回 1年半ぶりにクラシック講座を再開します。まだお約束の後藤さんとの共著による書籍はできて…

第668回 10月19日(土) 午後3時30分より 参加費800円+飲食代金 『ジョー・ファレル特集(見直したい才能)』 ジョー・ファレルについては70年代前半のチック・コリアのバンド「Return To Forever」のリード奏者という認識の方が多いと思われ…

第667回 9月21日(土) 午後3時30分より 参加費1500円 + 飲食代金 『ジャズ史再考』~「ミュージック・マガジン50年のベスト100」を読み解く 各方面の話題となった『ミュージック・マガジン』50年ベスト100アルバム、アンケート結果を参照しつ…

第666回 9月14日(土)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代金 『セレーナは生きている!』 1990年代前半、テキサスから飛び出し全ラテン界のスーパースターとなった女性歌手、セレーナ。 グラミー賞も獲得し“第2のグロリア・エステファン”と…

【『ミュージック・マガジン』50年ベスト100アルバム~雑感の2】 『ミュージック・マガジン』50年ベスト100アルバムについて、ツイッターで原さんが私宛の私信について言及したり、アンケート結果に対する柳楽さんの批判的反応など、各方面の反響が続いてい…

【「50年のジャズ・アルバム・ベスト100」が面白い】 現在発売中の『ミュージック・マガジン』に「50年のジャズ・アルバム・ベスト100」という記事が掲載され、各方面から話題を呼んでいるようです。この企画は、37人の音楽関係者が1969年以降2019年に至る、…

第666回 9月14日(土)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代金 『セレーナは生きている!』 1990年代前半、テキサスから飛び出し全ラテン界のスーパースターとなった女性歌手、セレーナ。 グラミー賞も獲得し“第2のグロリア・エステファン”と…

第665回 8月17日(土)午後3時30分より 参加費800円+飲食代金 『J-POP・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー』 ~ジャズファンが知らないマイケル・ブレッカー名演集 テナー・サックスの巨匠、マイケル・ブレッカー(1949~2007)はまたス…

【ジャズ喫茶の客層変化】 これは「いーぐる」だけの現象かもしれないので若干タイトルは大げさなのですが、このところお客様の様子に変化が見られます。まず18:00時までの会話禁止タイムのお客様が急増しているのですね。それも初めてご来店のお客様方…

【「ジャズ評論」についての雑感~その5「番外編の続き」】 いみじくも村井さんが指摘したように、ジャズファンの中にも、ある時期以降新譜をあまり熱心に聴いていない層が存在することは私も感じています。少し前でしたが、ジャズ関係者が大勢集まるパーテ…

【「ジャズ評論」についての雑感~その4(番外編)】 ツイッターは観ているだけですが、最近ジャズを巡る面白い騒ぎがありました。柳楽光隆さんに初対面のさる音楽関係者が「ジャズは終わった」と否定的なコメントを発し、柳楽さんがおおいに憤慨しているよ…

第663回 7月20日 (土曜日)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代 『越境する音楽家たちによる対話』~関口義人、新著刊行記念イヴェント 7月刊行のこの本には日本で活動する音楽家30人が2人1組の対談形式で参加し、それぞれが目指した世界の…