●第617回 7月15日 (土) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代のみ

『美味しいボサ・ノヴァ・ヴォーカル』〜女子ジャズ×ジャズ喫茶オヤジ〜

7月4日発売、隔週刊CD付きマガジン『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』(小学館)の第32号は「ボサ・ノヴァ・ヴォーカル」、続く第33号はボサ・ノヴァ創始者アントニオ・カルロス・ジョビン」の特集です。この、夏にぴったりの2巻の発売に合わせて、ボサ・ノヴァ・ヴォーカルをたっぷり楽しむトーク・ライヴを開催します。
出演は「女子ジャズ」ムーヴメントをリードする音楽ライターの島田奈央子さんと、「いーぐる」店主で同誌監修者の後藤雅洋。「女子ジャズ」と「ジャズ喫茶オヤジ」はボサ・ノヴァをどう楽しんでいるのか。ボサ・ノヴァの歴史、目からウロコの聴きどころなど、選りすぐりの名演を聴きながら、それぞれの視点から語り合っていただきます。ボサ・ノヴァ初体験の方もベテラン・ジャズ・ファンも、きっとボサ・ノヴァがもっともっと「美味しく」なること間違いなし。プレゼントもご用意して、ご来場お待ちしています。

(当日は『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の販売も行ないます。プレゼントの内容など、詳細は追ってお知らせします。)



                    ゲスト 島田奈央子 × 解説 後藤雅洋 





●第618回 7月22日 (土) 午後3時30分より 参加費800円+飲食代


ジョージ・ガーシュウィン没後80周年記念・クラシカル&ミュージカル作品集』

いーぐるの連続講演では、これまで何度かジョージ・ガーシュウィンを特集してきた。昨年秋にはオペラ『ポーギーとベス』について講演した。今回は彼の没後80年を記念して彼のクラシカル作品とミュージカル作品を取り上げる。
ガーシュウィンははじめティン・パン・アレイの、次いでブロードウェイの作曲家として名をあげるが、1920年頃からクラシカル作品の作曲に野望を持ち、24年には有名な「ラプソディー・イン・ブルー」で一躍楽壇の寵児となった。管弦楽法を会得するためパリに赴きモーリス・ラヴェルの門を叩いたことは有名である。ラヴェルの返答として「あなたはすでに一流のガーシュウィンなのだから、二流のラヴェルになることはない」。弟子入りすることはなかったが、二人は交友関係を結ぶ。パリに遊んだ成果は見事な管弦楽作品「パリのアメリカ人」に結実している。この他「ピアノ協奏曲」「キューバ序曲」「アイ・ガット・リズム変奏曲」「ピアノのための前奏曲」などを残している。
ブロードウェイ・ミュージカル作品としては「レディー・ビー・グッド」「ストライク・アップ・ザ・バンド」「ガール・クレイジー」「オブ・ジー・アイ・シング」「レットエム・イート・ケーク」。ハリウッド・ミュージカルとしては「踊らん哉」「踊る騎士」などがある。これらの作品からはジャズメンにも愛好される無数のスタンダード・ソングが生まれたのである。
講演会ではガーシュウィン自演の音源、貴重映像をまじえてお届けする予定だ。ガーシュウィンが後世に残した音楽遺産を楽しんでいただければと思う。(小針俊郎)


                           解説 小針俊郎




●第619回 8月12日(土) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

『横断的クラシック講座』第8回
*詳細は後ほど告知いたします。

 解説 林田直樹