●特別イヴェント 1月27日(土曜日) 開場 午後2時 スタート2時30分
    参加費無料 飲食代金のみ 【学会員以外の一般のお客様も参加できます】

日本ポピュラー音楽学会・新年会』
日本ポピュラー音楽学会・学会員に、ポピュラー音楽研究、またはポピュラー音楽の過去30年のなかで、最も重要な1冊または1曲について報告していただきます。一人の持ち時間は10分程度(音源の再生時間を含む)とします。

                   解説 日本ポピュラー音楽学会・会員





●第634回 2月3日(土曜日) 午後3時30分より 参加費800円+飲食代
『The History of Jazz Chorus』

 コーラス自体は中世のマドリガル、教会音楽等の長大な流れの末に、19世紀にはじまるグリー・クラブ、ミンストレル、黒人教会のゴスペル、バーバーショップなどの多様な歴史があった。
 ジャズ・コーラスに限って言えばジャズ・ヴォーカルの発生と同時期にポール・ホワイトマン楽団に所属したビング・クロスビーらによる「リズム・ボーイズ」が嚆矢とされる。女声では「ボスウェル・シスターズ」から「アンドリューズ・シスターズ」。スウィング時代に入ると人気バンドはこぞってコーラス・グループを雇用した。中でも突出した実力を誇ったのが「モダネアーズ」「パイド・パイパーズ」「メルトーンズ」の3グループだ。40年代、50年代には「フォー・フレッシュメン」などのモダン・コーラスがあらわれ、これが「シンガーズ・アンリミテッド」「マンハッタン・トランスファー」につながっていく。
講演ではジャズ・コーラスの歴史を作ってきたこれらのグループを各1~2曲ずつ聴いて、スタイルやハーモニー感覚の変遷を楽しんでいただく。映像は「フォー・フレッシュメン」と「マンハッタン・トランスファー」をご用意する。

               解説 小針俊郎



●第635回 2月10日(土曜日)午後3時30分より 参加費1000円+飲食代
『死をどう見つめるか〜レクイエムと祈りの音楽さまざま』〜「横断的クラシック講座」
第15回

                             解説 林田直樹



●2月15日(木曜日) 20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.49

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。
今回ユニバーサルジャズは『オール・ゴッズ・チルドレン・ゴット・リズム』を中心に、ゴー・ゴー・ペンギンなどをご紹介。ディスクユニオンブルーノート名曲カヴァー集をお届けいたします。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。




●第636回 2月17日 (土曜日)午後3時30分より 参加費800円+飲食代
「3分間の『ビッチェズ・ブリュー』〜シングル盤で聴くエレクトリック・マイルス」

 第1部;テオ・マセロの超編集術
 第2部:マイルスのシングル盤戦略

意外と知られていませんが、エレクトリック時代のマイルス・デイヴィスはシングル盤も多数リリースしていました。シングルもアルバム同様にテオ・マセロが編集をしていましたが、時間的制約からマイルス音楽のエッセンスがアルバム以上に凝縮されたものになりました。テオの編集が注目された『イン・ア・サイレント・ウェイ』から、テオが最後に手がけた『スター・ピープル』の期間にリリースされたシングルを「ほぼ全部」聴きながら、あらためてマイルスとテオの共同作業の面白さに注目します。ほとんどが未CD化音源です。

紹介シングル盤(一部)
「In A Silent Way / It's About That Time (part 1&2)」「Spanish Key / Miles Runs Voodoo Down」「Right Off (part1&2)」「Molestar」「Holly-Wuud」「Saturday Miles / Friday Miles」ほか。
                           解説  池上信次




●第637回 2月24日(土曜日)午後3時30分より 参加費500円+飲食代
『100年のジャズを聴く』(シンコーミュージック)刊行記念イヴェント〜その2

前回に引き続き、今回は幅広いジャズ体験に基づく的確な記事によりジャズファンの信頼を得ているジャズ評論家、原田和典さんをゲストに迎え、『100年のジャズを聴く』に対する忌憚のないご意見をうかがいます。お相手は鼎談者の一人である後藤雅洋です。もちろん、音源もかけます。

              司会・進行 後藤雅洋  ゲスト 原田和典  




●第638回 3月24日(土曜日)午後3時30分より 参加費800円+飲食代
『カークは晩年を聴け』
ローランド・カーク研究家として知られた林建紀さんによる、久しぶりのローランド・カーク特集です。
                             解説 林 建紀