● 第7回 『NEW ARRIVALS』

8月4日(月曜日) 【20:00~22:00】

《この催しはノーチャージ、飲食代金のみでご参加いただけます》

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による新譜紹介イヴェント。毎回、話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。またお気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。
                            


第536回 8月9日(土曜日) 【15:30より】

● フロム・ランスフォード・トゥ・クインシー
  〜ブラック・エンターテイメントの一系譜〜

トミー・ドーシー、グレン・ミラー、スタン・ケントン、サド・ジョーンズホレス・シルヴァークインシー・ジョーンズなどなど、みなジミー・ランスフォード楽団が大好き! デュークとベイシーは別格で、人気ではランスフォード楽団とキャブ・キャロウェイ楽団が覇を競いました。アンサンブル能力の高さ(メンバーは初見で演奏できた)、歌と作編曲に長けた看板スターたち、黒人芸能の粋を集めたステージ・アクト、とくにランスフォード・ビートと称えられた軽快にバウンスするトゥー・ビート・スタイルは一世を風靡し、多くの追随者を生みました。それと相反する渋いという印象は馴染みが薄いということでしょう。講演では追随者などの演奏も参照しつつ名演を辿り、その功績と等閑視の所以に迫ります。さらに終盤では、いまやブラック・ミュージック界のドン、クインシーの主源流と見立て、その実証に挑みます。興奮もののレア映像も上映、「アーリー・ジャズはお勉強」を裏切る楽しく意義ある講演を目指します。多くのご参加を。「愛のコリーダ」はかかるのか!?
                                解説 林 建紀



第537回 9月13日(土曜日) 【15:30より】
エリック・ドルフィー特集 その2

前回大好評だった、吉田隆一さんによるエリック・ドルフィーの緻密な分析の第2弾です。

                                解説 吉田隆一



第538回 9月20日(土曜日) 【15:30より】
● タイトル未定
2回に渡るESP特集で好評を博した須藤さんが、また面白い企画を考えています。

                                解説 須藤 輝



第539回 9月27日(土曜日) 【15:30より】
● 「キューバ音楽事始め」(仮タイトル)
キューバ音楽というと、最近ではキューバン・サルサ系(本当はキューバサルサは無い)やブエナ・ビスタ系が代表のように語られますが、ルンバもマンボもチャ・チャ・チャもキューバ発祥の音楽です。さらに初めて世界中で広まったリズム、アバネラ(ハバネラ)もキューバ発祥のリズムだったりと、20世紀以前のポピュラー音楽シーンで重要な役割を果たしたカリブの島キューバの音楽を、革命前までの名演で聞いていただきます。

                                解説 高橋政資



第540回 10月11日(土曜日) 【15:30より】
モンゴ・サンタマリア特集

キューバ出身、「ウォーター・メロン・マン」をヒットさせたことで知られるラテン・ミュージックの大物、モンゴ・サンタマリアにスポットを当てる特集です。

                                解説 岡本郁生