第５３７回 ９月１３日（土曜日） 【１５：３０より】《今回に限り、参加費１０００円》
● 「OUT!OUT!OUT!vol.2【ドルフィーの"発見"を推理する】」
エリック・ドルフィーはなぜ三種類の管楽器を使ったのか。サックス、フルート、バスクラリネット…それぞれの楽器での"発見"が他の楽器にフィー ドバックしたのではないか。その"発見"とフィードバックの過程を、音源に耳を傾け推理していきます。
第５３８回 ９月２０日（土曜日） 【１５：３０より】《今回に限り、参加費１０００円》
●ESP特集 第3回
「ESP-DISK’」といえば、ジャズリスナーにはハードコアなフリージャズのレーベルとして知られています。が、その実態は創設者バーナード・ストールマンがどこからともなく見つけてきた奇人変人の見本市。ESPのカタログはフリージャズのみならずビートニクもサイケデリアもでたらめに煮詰めた闇鍋のようであり、それはすなわち60年代NYアンダーグラウンドカルチャーのドキュメントなのです……みたいな話を第1回、第2回を通じてしてきましたが、今回も基本的にはその延長で、おかしなレコードをいろいろかけながら漫談スタイルでお喋りします。
3回目ということでさすがにネタも尽きたかと思いきや、じつはオーネット・コールマンやポール・ブレイ、アルバート・アイラー、サン・ラといったメジャーどころが残っていたり、あるいはFUGSやGODZのようなアシッドフォークのゴミ音源もまだあるので、初めての方もぜひ。
解説 須藤輝、吉田隆一
第５３９回 ９月２７日（土曜日） 【１５：３０より】
● 「キューバ音楽事始め」（仮タイトル）
キューバ音楽というと、最近ではキューバン・サルサ系（本当はキューバにサルサは無い）やブエナ・ビスタ系が代表のように語られますが、ルンバもマンボもチャ・チャ・チャもキューバ発祥の音楽です。さらに初めて世界中で広まったリズム、アバネラ（ハバネラ）もキューバ発祥のリズムだったりと、20世紀以前のポピュラー音楽シーンで重要な役割を果たしたカリブの島キューバの音楽を、革命前までの名演で聞いていただきます。
解説 高橋政資
●いーぐる ←→ Li-Po。
え、どうして？ いったい、何をするの？
四谷のいーぐると渋谷のLi-Poが、マッシュ・アップ！
それぞれ、１日限り。2014年９月28日（日）は＜いーぐる後藤雅洋一日店長＠Li-Po＞。そして、９月29日（月）は＜Li-Po伊藤美恵子一日ちーママ＠いーぐる＞を、やっちゃいます。
いーぐるの後藤雅洋、Li-Poの伊藤美恵子。共にイヴェントなども多く組まれ、様々な情報を発信している音楽に縁の深い両店店主の共通点は“藤”がつくのと、天秤座であることぐらい。でも、人の縁とは不思議なもの、なんか共振しちゃこともある。
というわけで、両者がお店を取り替えっこ、お互いの店で一日店長＆ちーママをしてしまいます。９月の最終日曜と月曜に、 “Li-Poの、後藤さん”と“いーぐるの、伊藤さん”が誕生。それぞれ、まっさらな（？）な環境で各々やりたい放題やっちゃいマス。もちろん、通常の店主も小間使い役として横にひかえます。二人のやりとりも、見物かも？
“渋谷の後藤”は普段いーぐるでかからない（かけられない？）、でも実はこっそり気に入っている音楽をこれでもかとかけ、Li-Poという手頃な空間において接客し、音楽を語ります。一方、“四谷の伊藤”はいーぐるに立つ美点を最大級に活用、東京のジャズ喫茶を代表するかのような同店の盤やオーディオを使い倒し、＜私の好きなジャズ＞をここに開陳。おおっ。そこにはLi-Poのアルバイト女性陣がサーヴィス担当として特別参加もアリか。
開催は、“後藤＠Li-Po”が９月28日（日）で、15時から21時。“伊藤＠いーぐる”は18時〜24時。ガチの、連日営業であります。両店で人気のチリ・ビーンズ（いーくる）とカレー（Li-Po）も、出張った先でお出しします。両日来店の方には、何かいいことがあるかも。
▶いーぐる（新宿区四谷1-8。☎︎（03）3357-9857
http://www.jazz-eagle.com/index.html
▶Li-Po（渋谷区渋谷3-20-12 sunx orime bld.2階。(03)6662-2200）
http://li-po.jp
第５４０回 １０月１１日（土曜日） 【１５：３０より】
● モンゴ・サンタマリア特集
キューバ出身、「ウォーター・メロン・マン」をヒットさせたことで知られるラテン・ミュージックの大物、モンゴ・サンタマリアにスポットを当てる特集です。
解説 岡本郁生
第５４１回 １０月１８日（土曜日） 【１５：３０より】
● タイトル未定
解説 北中正和
