● 9月18日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.56
《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》
ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。
*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。
●第648回 10月6日(土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ
小学館刊『ジャズ絶対名曲』シリーズ刊行記念イヴェント
詳細は追ってお知らせいたします。
解説 後藤雅洋
●第649回 11月10日(土曜日) 今回に限り午後3時より
参加費1600円+飲食代金
『追悼、アリサ・フランクリン』
その魅力を、鈴木啓志、鷲巣功、高地明のR&B愛好研究の3巨頭が忌憚なく語る!
至上の女性ソウル・シンガー、アリサ・フランクリン。子供から大人まで、レコード/カセット/ラジオから流れるアリサと一緒に歌うこと、それが今日のR&B興隆の原点だった。そのアリサが、この8月16日に地元デトロイトで逝去。享年76歳。
ソウル・チャート・トップ・ヒットを20も放った輝かしいキャリア、60年代公民権運動という時代を反映して歌った女性の主張、LPジャケットでも常に妖艶な姿を披露したエンターテイナー等々、アリサにはいくつものスポット・ライトが当たる。しかしまずは、聞くもの皆を鼓舞する信念のシャウト、情感でしみじみと涙させるアリサだからこそのヴォーカル、それを楽しもうではないか。そして、語ろう。
そんなレディ・ソウルの魅力を、音楽誌で長年活動する三人の野郎ファンが「オレが惚れ込むアリサ10曲」を出し合い、回し、そのこだわりをぶつけ合う。あえて選曲の事前打ち合わせはなし、重複する曲があっても、想いは違い、極端なアリサ偏愛も語られるはず。相当な希少盤の登場も、乞うご期待。
60年代半にジャズ・シンガーとして打ち出されたコロムビア・レコード時代、そしてレイディ・ソウル第一人者となるアトランティック・レコード初期から彼女を同時代に聞いてきた、巨匠ソウル研究家の鈴木啓志。著書数多、そしてアリサの国内盤ライナーノーツ最多担当者である。膨大な蓄積のなかから、彼はどんな曲を提出してくるか。
アリサが爆音で流れるディスコのダンス・フロアで踊ってきてもいる、インターFMでのMoanin’ Blues他のラジオ名ディレクター/選曲家である鷲巣功。“音頭”関連のイヴェント制作でも名をなす彼は饒舌明朗なDJとしての顔も持ち、そちらのファンも少なくない。ここでも、彼はお茶目に場を引っ掻き回してくれるに違いない。
ブラック・ミュージック・リビュー(BMR)及びブルース&ソウル・レコーズ誌初代編集長だった高地明。ブルース・インターアクションズ/P-VINEレコードの共同設立者として山ほどの黒い音(アリサの最初期ゴスペル音源も含む)を紹介してきた彼は、膨大なコレクションを活かした「ブルース・レコード・ジャケット」(スペースシャワーネットワーク)も刊行している。
そして、三者激昂対決の末の罵倒合戦危険回避ために、アドリブ誌編集者であった佐藤英輔が仲裁人として立ち会う。
大音響でアリサを浴びよう。そして、アリサを想おう。
司会進行:佐藤英輔 参加者 : 鈴木啓志 × 高地明 × 鷲巣功
● 第650回 11月24日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費 800円+飲食代
『トロンボーン特集』
トロンボーン・ジャズを語らせたら右に出る者のない山中さんが最新ジャズ状況も含め、トロンボーン・ジャズの魅力を語ります。
解説 山中 修
● 去る7月28日に開催を予定していた『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会 参加費1000円+飲食代金 は台風のため延期となっております。
日程が決まり次第、改めて告知いたします。
『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会
インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場!
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。
解説 宮田信