「マリメッコ・イヴェント無事終了、そして義理の娘、千田貴子写真展開催」
10月7日から13日まで続いたマリメッコさんとのコラボ・イヴェント、おかげさまで無事終了いたしました。私の予想をはるかに超えるお客様たちの来店で、注文をお待たせすることもあり、一部のお客様にご迷惑をおかけいたしましたこと、この場を借りてお詫びいたします。
しかしマリメッコ製品の日本販売を行っているLOOK(ルック)のスタッフのみなさんのお助けもあって、なんとか「怒涛の1週間」を乗り切ると同時に、全体としてマリメッコ・ファン、そしてジャズ・ファンの双方から好意的感想をいただき、ほんとうにありがたく思っております。
ところで、イヴェント後、多くの方々から、「どういう経緯でマリメッコと?」というご質問を多く受け、これはおおやけの場でお答えしなければと思いました。多くのみなさんは「どなたか仲介者がいたのでは?」あるいは、私自身が熱心なマリメッコ・ファンで先方に働きかけた、とお考えのようでしたが、どちらも違っているのですね。
今年の4月初旬、マリメッコから突然電話がかかってきたのです。それがきっかけでマリメッコ・ジャパンの代表者の方とお話しし、何やら面白そうと思いやってみたというのが真相です。
ただマリメッコ本社社長ティーナさんとお話しし、この話はまったくの偶然というわけでもないと、理解したのです。彼女のお話では、マリメッコ創業者アルミ・ラティアの理念として「マリメッコは、花屋でもアイスクリーム屋でもモダンジャズでも、人々に喜びをもたらすものなら何にでもなれた」というのですから…
また、「いーぐる」としても、「創業理念」というほどたいそうなものではありませんが、ジャズ喫茶開業のきっかっけとして手本とした中平穂積さんの名店『DIG』から学んだのは、「ジャズ喫茶は文化の発信地でもある」という積極的な姿勢です。この考え方は大きな眼で見れば、マリメッコの柔軟な発想と極めて親和性が高いのですね。
というわけで、マリメッコとのコラボ、そしてその成果は両者にとってある意味「必然」だったのかもしれません。
ところで「いーぐる」は文化発信基地としての考えから700回を超すイヴェントを開催してきましたが、このたび義理の娘、千田貴子の写真展「記憶の小箱」が11月4日(火)から11月17日(月)まで新宿ニコンサロンで開かれるのと同時に「いーぐる」でも「いーぐるの小箱」というミニ写真展を開催いたします。写真展と同時に写真集『記憶の小箱2011-2024』を「いーぐる」にて販売いたします。
この写真集は転勤族である息子と共に各地を転々とした貴子の記憶をまとめたもので、歌人・作家である東直子さんが素敵な文章を寄せてくれております。不肖私も後ろ姿ながら登場しているようです。ニコンサロンの写真展と同時に「いーぐる」にもお気軽のお越しいただき、ぜひ写真集もお求めください。
よろしくお願いいたします。
いーぐる 店主 後藤雅洋