【いーぐる 連続講演】
- 第739回 8月30日 (日曜日) 15:00 ~ 18:00
参加費 ¥2000+飲食代金 (開場 14:00 閉店 18:30)
『真鍮の悦楽 〜 サックス独奏聴き語り』
《第2回 カデンツァ》
「サックス独奏」という演奏形態を掘り下げるリスニング&トークイベントです。2回目となる今回のテーマは、楽曲中に現れるサックス独奏の瞬間……「カデンツァ」です。
カデンツァとは、18世紀半ばから近代までのクラシック音楽において、オーケストラなどの伴奏が一旦演奏を止め、「独奏者による無伴奏の即興演奏を(実際に即興演奏が行われる機会は少ないとしても)許容する」箇所のこと。ジャズをはじめとする20世紀以降のポピュラー音楽でもまた、奏者が即興の腕を振るう重要なパートです。このイベントでは、コールマン・ホーキンスやジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィー、ソニー・ロリンズなど、ジャズを中心に様々なカデンツァを「サックス独奏の基盤」として取り上げます。
楽曲の一部分であるのを前提として、どのようにしてサックスおよび自己の個性を発揮し、音楽を拡張するか……フリー・インプロヴィゼーションとは異なる魅力があるはずです。また、カデンツァをサックス独奏の一種と捉えることにより、ジャズ・ミュージシャンとフリー・インプロヴァイザー(たとえば松本英彦と阿部薫)を並べて考えるようなことも可能になるかもしれません。
今回は、一瞬のブレイクソロを含む巨匠たちのカデンツァを聴き、語り、その意義を考察します。
出演 : 吉田隆一 (バリトンサックス奏者/SF音楽家)
大谷能生 (音楽家/批評家)
細田成嗣 (ライター/音楽批評)
いーぐる 新宿区四谷1-8ホリナカビルB1F 3357-9857