2016-01-01から1年間の記事一覧

第605回 2016ベスト盤大会 12月17日お名前 リーダー アルバム レーベル 曲名1, 須藤克治 Dave Douglas / Dark Territory / Green leaf music / Celime 2, 原田和典 Shawn Baltazor / Lion Song / Fresh Sound New Talent / Momentum 3, 小針俊郎 Var…

●12月13日(火曜日) 20:00〜22:00 “NEW ARRIVALS”Vol.35【2016年ベスト盤大会】ユニバーサル斉藤さんと、デスクユニオン羽根さんが選ぶ2016年のベスト盤をご紹介する、今年のジャズ・シーンが総覧できる特別イヴェントです。ぜひお…

第602回 11月19日『クラシックとジャズの挟間で / レナード・バーンスタイン』 選曲 小針俊郎 1 Overture to ”Candide” Los Angels Philharmonic Orchestra, Cond. By Leonard Bernstein 2 New York, New York (From Musical"On the Town") Thomas Ham…

●11月15日(火曜日) 20:00〜22:00 “NEW ARRIVALS”Vol.34《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》 ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご…

第600回『いーぐる連続講演』 11月5日 「いま一度グレン・グールドを問い直す」 横断的クラシック講座 第6回選曲 林田直樹 ●バード:セリンジャーのラウンド エリザベス・ファー(チェンバロ) (Naxos) グレン・グールド(ピアノ) (Sony)●J.S.バッハ…

【グアコ】×【グールド】相変わらず小学館の『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の締め切りに追われ、『連続講演』の報告が遅れまくっています。というわけで、今回まとめて2回分のご報告をいたします。 10月29日(土曜日)「グアコ」まったく知らない名前だ…

● 第599回 10月29日 (土曜日) 今回に限り午後4時より 参加費 600円+飲食代 『グアコ特集』 創立58年を迎える《ベネズエラのスーパーバンド》グアコが初来日。25年来熱望したファンの夢が叶います。「アヴァンギャルドなサルサ」のひとことでは…

10月15日 第598回いーぐる連続講演 “Porgy and Bess”An American Opera 選曲・解説 小針俊郎 1 Porgy and Bess Introduction The London Philharmonic, The Glyndebourne Chorus Cond. By Simon Rattle2 Summertime Harolyn Blackwell, soprano3 Blue Mon…

10月15日(土曜日)「いーぐる連続講演」は、講演希望者の方々の要望に沿って行う場合や、私が個人的にお願いするケースなど、いろいろだ。また、とにかく開催することがたいせつという考えなので、過去の資料・データはもちろん記録しているけれど、特別な…

[いーぐる連続講演}

● 第598回 10月15日 (土曜日) 『ポーギー&ベス、聴き比べ』ジョージ・ガーシュウィンの傑作オペラ『ポーギー&ベス』は多くの名曲を生みました。それだけにインスト、ヴォーカルともにいくつのも名演・名唱がありますが今回はそれらを聴き比べてみ…

9月24日(土曜日)このところ『いーぐる連続講演』の内容報告が大幅に遅れているのは、ひとえに私が現在刊行中の小学館『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』の原稿に追われているためです。何しろ2週間に一度の締め切りはけっこうたいへん。でも、おかげさ…

・2016/9/24 いーぐる連続講演第597回 「ヨーロピアン・リズム・マシン特集(その過去と未来)」 選曲 山中 修 ヨーロピアン・リズム・マシン(ERM) ・1968年に渡欧したフィル・ウッズ(1931-2015)のリズムセクションとして結成。 ・結成時のメンバーは、…

[いーぐる連続講演}

● NEW ARRIVALS Vol.32 9月21日 水曜日 午後8時から10時まで『ロバート・グラスパーとその周辺』 今話題のロバート・グラスパーとその周辺人脈にスポットを当てた新譜特集です。これは聴き逃がせません! 【ノーチャージ、飲食代金のみでご参加できま…

8月27日(土曜日)「全曲聴き」で知られた林建紀さんによる講演「ラウズは晩年を聴け!」、期待以上の内容だった。事前の林さんの告知にもあったように、一般ジャズ・ファンは「ラウズと言えばモンク・カルテットのサイドマン」といった認識以上のものは無い…

[連続講演選曲リスト}

第596回 『ラウズは晩年を聴け!』 8月27日選曲・解説:林建紀 ●The Beginning and the End 01. OUR DELIGHT [2:56] / The Tadd Dameron Sextet September 26, 1947, NYC. / The Fabulous Fats Navarro Vol.1 (Blue Note)02. NUTTY [6:58] October 10,…

第595回 『ダニー・ハサウェイ、その表と裏・・・』 8月13日選曲 高地 明 聞き手 佐藤英輔 1970年に黒人音楽名門アトランティック・レコードからデビューして(69年9月から録音開始)、最後のオリジナル・アルバムとなる73年の『エクステンション・オブ…

8月6日(土曜日)既に定評のある小針さんのサミー・ディヴィス・ジュニア特集、事前の予想通りたいへん素晴らしくまた、サミー・デイヴィスに対しての認識を新たにしただけでなく、いろいろと思うところがあった。ともあれ、メモ的に書き連ねてみよう。まず…

[いーぐる連続講演}

● 第594回 8月6日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費 600円+飲食代『サミー・デイヴィス・ジュニア特集』「Yes, I Can」はい、私にはできます。 これは20世紀を代表するエンターテイナー、サミー・デイヴィス・ジュニアの言葉であり、彼の2冊あ…

[連続講演選曲リスト}

第592回 7月23日「死とエロスの音楽」 横断的クラシック講座 第5回解説 林田直樹 ※ポリフォニー(多声音楽)の美●グレゴリオ聖歌:イントロイトゥス ●パレストリーナ:レクイエム 〜キリエ シャンティクリア (Teldec/Werner) ※放蕩のあとの敬虔●リス…

7月23日(土曜日)既に好例となっている、林田直樹さんによる連続クラシック講演の5回目『死とエロスの音楽』、今回もまた期待を上回る素晴らしい体験だった。しかしそれと同時に、いろいろなことを改めて考えさせらるきっかけでもありました。以下メモ的に…

【新譜特集、都合により下記のように1週間延期となりました】●NEW ARRIVALS”Vol.30 7月20日(水曜日) 20:00〜22:00*今年から新譜特集は「テーマ」をもうけることといたしました。今回は山中千尋の新譜など『日本人ジャズ・ミュージシャン』…

第591回「ビング・クロスビー特集」 6月18日選曲 24JazzJapan 小針俊郎 1 I've Got the Girl/Don Clark & his Biltmore Hotel Orchestra 2 Muddy Water/Paul Whiteman & his Orchestra 3 Side by Side/Paul Whiteman & his Orchestra,w. Rhythm Boys 4 Ta…

第591回「ビング・クロスビー特集」 6月18日選曲 24JazzJapan 小針俊郎 1 I've Got the Girl/Don Clark & his Biltmore Hotel Orchestra 2 Muddy Water/Paul Whiteman & his Orchestra 3 Side by Side/Paul Whiteman & his Orchestra,w. Rhythm Boys 4 Ta…

6月18日(土曜日)前回の瀬川さんと小針さんによる素敵な「ミュージカル特集」のときも書いたが、私も含め、日本の、特にジャズ喫茶周辺にたむろすファンにとって、モダン以前の白人ヴォーカリストは盲点となっているようだ。その代表格がビング・クロスビー…

6月4日(土曜日)瀬川昌久さんと小針俊郎さんによる今回の『ミュージカル特集』、お二方ともアメリカの音楽シーン全般を視野に捉えたジャズ評論家だけに、個人的収穫を含めたいへん素晴らしい講演だった。何より映像が語りかけてくれるものは非常に大きい。…

● 第590回 6月4日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代 『ミュージカル特集』先ごろ三島賞を受賞した蓮見重彦氏が記者会見で、創作の動機として瀬川さんの著書を挙げていたそうですが、その瀬川さんの豊富な音楽体験を、やはりアメ…

●NEW ARRIVALS”Vol.28 5月16日(月曜日) 20:00〜22:00* 今年から新譜特集は「テーマ」をもうけることといたしました。今回は『鍵盤ジャズ特集』です。 乞ご期待!《予約不要、ノーチャージ、飲食代金のみでお気軽にご参加いただけます》ユ…

4月30日(土曜日)連休の間というのに実に多くの参加者、当初は若干の違和感もあろうかと想像した林田直樹さんによる横断的クラシック講座も、4回目を迎える今回完全に定着したようだ。と言うのも、明らかにクラシックファンとわかる方々だけでなく、「いー…

第589回 4月30日『声の響きのもたらす魔力』 横断的クラシック講座 第4回解説 林田直樹 ※前衛であること、自由であること ●バーベリアン:ストリップソディ ●オッフェンバック:「ラ・ペリコール」より〜ほろ酔いの歌 ●ベリオ:「フォークソングス」〜アゼ…

【佐藤英輔さんと、おおしまゆたかさんの講演に触発されて】 このところ「いーぐる連続講演」のご報告が遅れ気味で申し訳ありません。ご存知かと思いますが、一昨年から始まった私が監修する小学館の「ジャズ100年」シリーズは隔週発売なので、そちらの締…