2015-01-01から1年間の記事一覧

●NEW ARRIVALS”Vol.24 1月7日(木曜日) 20:00〜22:00* 新春第1弾はECM特集です。ユニバーサルがECMを、そしてユニオンがECM周辺の新譜をご紹介いたします。《予約不要、ノーチャージ、飲食代金のみでお気軽にご参加いただけます》ユニバー…

12月12日(土曜日) 【2015年ベスト盤大会】今年のベスト盤大会は近年まれに見るほど充実していたと思う。そう思った理由は二つほどある。まず皆様方のお持ちになったアルバムがどれも聴き応えがあったという当然の理由。二つめは、ジャズについてジャズ関係…

2015 ベスト盤大会 2015.12.12 1, 後藤雅洋 Kamashi Washington / The Epic 2, 羽根智敬 Antonio Sanchez / The Meridian Suite 3, 西川哲朗 Tigran Hamasiian / Mock Roots 4, 中島聡博 Jon Irabagon / Behind The Sky 5, 吉田隆一 大石将紀 / No Man’s Lan…

第574回 11月21日(土) ジャンル横断的クラシック音楽講座(1)「編曲で作品は何倍も面白くなる〜バッハを中心に 選曲 林田直樹 〜他人の作からバッハが編曲 1 協奏曲を鍵盤楽器へと置き換える〜●マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調 〜第2楽章 ※3…

11月21日(土)林田直樹さんによる「いーぐる」初のクラシック講演「ジャンル横断的クラシック講座(1)」〜《編曲で作品は何倍も面白くなる〜バッハを中心に》、ちょっとショックを受けた。いまさらながら「クラシック」という音楽ジャンルの凄みを実感さ…

11月19日(木) 【いーぐる初のクラシック講座】ジャズを聴き始めたころ、最初にハマったのが「同じ曲目の聴き比べ」でした。これ、偶然に「ジャズでは同じ曲目を違う人間が演奏するんだ」と、今となっては当たり前のことに気が付いたのが発端です。というか…

● 第574回 11月21日(土) 午後3時30分より 参加費600円+飲食代 ジャンル横断的クラシック音楽講座(1) 「編曲で作品は何倍も面白くなる〜バッハを中心に」 クラシックの作曲家にとって、自分の曲であろうと他人の曲であろうと、「編曲」は…

11月7日(土曜日)元上智ニュー・スイング・オーケストラでトロンボーンを吹き、現在某ビッグ・カンパニーで要職に就く山中修さんによる「マントラへの道」とサブ・タイトルイが付けられたジャズ・コーラス特集、たいへん楽しめたと同時に大いに勉強になった…

いーぐる連続講演第573回 ・2015/11/7 選曲 山中 修 「ジャズ・コーラス特集(マントラへの道)」 マンハッタン・トランスファー ・1972年結成。結成当時のメンバー、ティム・ハウザー、アラン・ポール、ジャニス・シーゲル、ローレル・マッセー。 ・1978年…

いーぐる連続講演第573回 ・2015/11/7 選曲 山中 修 「ジャズ・コーラス特集(マントラへの道)」 マンハッタン・トランスファー ・1972年結成。結成当時のメンバー、ティム・ハウザー、アラン・ポール、ジャニス・シーゲル、ローレル・マッセー。 ・1978年…

● 第573回 11月7日(土) 午後3時30分より 参加費600円+飲食代 「ジャズ・コーラス特集(マントラへの道)」米国の独特な文化である「ジャズ」と「コーラス」が融合した「ジャズ・コーラス」は第二次大戦前に誕生し、その後様々な発展を遂げて…

10月24日(土)マンボラマ幹事長、岡本郁生さんとモフォンゴ伊藤さんによる「サルソウル・レーベル特集」、私の知らないことがいろいろあったんだなーと深い感慨。というのも、このレーベルが設立された1970年代の音楽シーンはうっすらとではあるけれど知っ…

第572回 「サルソウル・レーベル特集」 2015.10.24 選曲 岡本郁生 (アーティスト名 / 曲名:アルバム名)★「サルソウル」の原点 Joe Bataan:『Salsoul』(1973)より Latin Strut / Johnny / Aftershower Funk ★サルソウルのヒット曲 Joe Bataan / The Bottl…

●第572回 10月24日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代金 「サルソウル・レーベル特集」 1970年代半ばにニューヨークで誕生した<サルソウル>レーベル。 <サルサ+ソウル>から生まれたレーベル名が体現するとおり、当時おおい…

いーぐる連続講演 第571回 (2015年10月3日)『Jazz The New Chapter 3出版記念〜新世代ラテン・ジャズ特集』 選曲 吉本秀純 ●レコード店では“ワールド”に分類されてしまうジャズ色の強い作品。 【1】Hugo Fattoruso&Rey Tambor「Nombre De Bienes」(ウルグ…

10月3日(土曜日)今話題の『JAZZ THE NEW CHAPTER 3』の出版を記念した、吉本秀純さんと柳樂光隆さんによる「新世代ラテン・ジャズ特集」、まさに眼からウロコの講演だった。第一に「ラテン・ジャズ」のイメージが一新したこと。これが実に大きい。今までもそ…

●NEW ARRIVALS”Vol.21 10月5日(月曜日) 20:00〜22:00《予約不要、ノーチャージ、飲食代金のみでお気軽にご参加いただけます》 ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説…

● 第571回 10月3日(土) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代 『Jazz The New Chapter 3出版記念 新世代ラテン・ジャズ特集』21世紀以降のジャズを紹介する『Jazz The New Chapter(以下JTNC)』もついに第3弾を9月にリリース。その中では様…

【BYG】 【カニサレス】 【Blue Note Jazz Fesatival】 9月26日(土) 【BYG】須藤輝さんと吉田隆一さんによる「BYG特集」、期待通り興味深いものだった。このレーベルは「いーぐる」開店直後の1969年に録音が集中しており、私も当時ずいぶん購入したが、率…

● 第569回 9月19日(土) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代 『追悼・菊地雅章』2015年7月7日に亡くなった菊地雅章(きくち・まさぶみ)は、日本が世界に誇るワン・アンド・オンリーのピアニスト/作曲家です。 ギル・エヴァンスが最…

● 第568回 9月5日(土) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代 「話題の映画『Cu-Bop』で知るキューバンジャズの世界」日本/キューバ合作の音楽ドキュメンタリー映画『Cu-Bop』 配給会社も付かない自主制作でありながら、今年2月に米国・ロサ…

8月29日(土)おおしまゆたかさんによる「イスラームの音楽」、たいへんに素晴らしかった。「いーぐる連続講演」は基本的に講演者の方々の希望に沿ってプログラムを組んでいるのだが、今回は特別にこちらからのリクエスト。理由はいろいろあって、まずジャズ…

第567回 8月29日 『イスラームの音楽』選曲 おおしま ゆたか01. イブラヒム・チェナッカレリ、フェヴズィ・ムスル、ユスフ・ゲブゼリ、アズィズ・ハブリエリ 〈アザーン〉 《偉大なるクルアーン イスラムの栄光:イスタンブールのコーラン朗誦》 1985-…

8月22日(土)ジャズ喫茶でデアンジェロのアナログ盤を聴くというのは、ちょっと変わっていると言えばそうのとおりなのだけど、現在のジャズを取り巻く状況を考えると、必ずしも無関係というわけでもないと思う。もちろんデアンジェロの音楽が直接現代ジャズ…

● 第566回 8月22日 (土曜日) 『dublab.jp presents Album Listening Session Vol.2』選曲 原 雅明D'Angelo / Brown Sugar 1. Brown Sugar 2. Alright 3. Jonz In My Bonz 4. Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine 5. Sh*t, Damn, Motherf*cker 6. S…

8月15日(土)去る8月1日に行われた林さんによるコールマン・ホーキンス特集第1回と、本日行われたホーキンス特集の2回目を続けて聴いていろいろと思うところがあった。それをひとことで要約すれば「通説、必ずしも正しからず」ということになるだろう。まあ…

● 第566回 8月22日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代『dublab.jp presents Album Listening Session Vol.2』“クラシック”とされるアルバムを、優れたサウンド・システムで丸々1 枚聴いてみようというイベント。特に、普段は…

第563回 2015年8月15日(土)コールマン・ホーキンス パート2 〜フロム・ビバップ・トゥ・ハードバップ〜 解説:林建紀●Opener 01. DESAFINADO [5:47] / Coleman Hawkins Sextet September 17, 1962 / Desafinado (Impulse!) ●Interest in Bebop (1944-194…

● 第565回 8月15日(土曜日) 午後3時30分より 参加費600円+飲食代 『コールマン・ホーキンス パート2』〜フロム・ビバップ・トゥ・ハードバップ1940年代に入ると、スイングの凋落と同期して新しいムーヴメントが胎動します。ビバップです…

★いーぐる連続講演 第564回「日本のブラジル音楽」 中原 仁 1. バイヨン踊り(Baião de Dois) / 生田恵子 (51 リオ録音) 2. Cupid’s Song / 渡辺貞夫 “Jazz & Bossa” (66) 3. Tristeza / 渡辺貞夫 “Sadao Meets Brazilian Friends” (68) 4. ストリート・サン…