11月21日(火)
いーぐるの仕事の休憩時間、四谷4丁目『フレッシュネス・バーガー』にてハンバーガーのスモールを注文したら想像以上に小さく、まるで栗饅頭のよう。それでもガマンしたのは、空手の稽古の前にあまりハラを膨らませると、ボディを打たれた時ツライから。
和菓子サイズのハンバーガーをベジタブルスープで流し込みつつ、持参した『ユリイカ』大竹伸郎特集を読もうとするが、BGMが気になって仕方ない。まるでジャズ喫茶のようなマイナー・ハードバップが連続してかかるのでついブラインドに精を出し、サッパリ本の内容がアタマに入らない。それでも、私の大好きなヘンリー・スレッギル『トゥー・マッチ・シュガー・フォー・ア・ダイム』(Axiom)のジャケットは大竹伸郎の作品と知ったのは収穫。
夜、道場にてスパーリング、5ラウンドをこなすも最後のラウンドで不覚にもトリッキーな後ろ蹴りを脇腹に食らい、久しぶりに薬局で湿布薬を買うハメに。格闘技に怪我は付き物だけど、やはりヤラれると面白くない。とは言え、相手も人知れず膏薬のお世話になっているのかもしれないのだから、モンクは言えない。

11月20日(月)
新宿ディスクユニオン・ジャズ館にて、須藤さん益子さんらに薦められたアルバムを購入する。Omer Avital / The Ancient Art of Giving (Smallrs), David Binney / Cities and Desire (Criss Cross), David Binney / Out of Airplanes (Mythology), Enrico Pieranunzi / Untold Story (EGEA)。
Pieranunnziは定評のあるアルバムの再発、Omer AvitalにはトランペットのAvishai Cohenが参加している。一通り聴いた限りではどれも丸。やはりクチコミ盤は歩留まりがいい。
夜、さる出版社のお偉いさん、新人女性編集者と飲みながら新企画について打ち合わせするも、つい60年代ポップスの思い出など雑談に流れがち。それでもいくつかアイデアは出てきました。うまく話が進むことを祈る。