本日、12月11日 午後3時30分から行われる『いーぐる連続講演』の内容をお知らせいたします。

【第433回 いーぐる連続講演】


『ジャズ耳の鍛え方』(NTT出版)刊行記念イヴェント   2010/12/11

司会進行 村井康司氏  ゲスト 中山康樹氏  解説 後藤雅洋


本書のテーマ

潜在的にジャズに興味を持っておられる方はたいへん多いのに、コアなファンにまでなる人は非常に少ないという現状を、何とかしたいという気持ちが、この本を書いた主要な動機です。

                本日のテーマ

しかし、出来上がったものを再読してみると、現在の混沌としたジャズシーン解読のヒントとなるような部分が少なからずあるように思えたのです。

それは、現在のジャズファン、そしてジャズファン予備軍のみなさま方が、ジャズというかなり特殊な音楽の全貌を、必ずしも捉えきってはいないのではないか? という疑問です。

そこから、「ポストモダンジャズ議論」や、現代ジャズシーンの「わかりにくさ」の問題に対する「一つの見方」が生まれてくるようにも思えるのです。


この辺りの話題について、マイルス、そしてジャズを含む音楽全般に明るい中山氏、そして、このところ『JAZZ JAPAN』誌上で「ジャズ史再読」の作業を再開された村井氏と、忌憚のない意見を交換できればと思います。

また、ご来場されたみなさま方からのご質問にも、出来る限りお答えいたしたいと思います。


                    いーぐる 店主 著者 後藤雅洋