• 第668回 10月19日(土) 午後3時30分より 参加費800円+飲食代金

ジョー・ファレル特集(見直したい才能)』

 

ジョー・ファレルについては70年代前半のチック・コリアのバンド「Return To Forever」のリード奏者という認識の方が多いと思われます。また同時期のCTIレーベルでの作品を思い出される方もいるでしょう。しかし一般的には彼の評価に関しては低く抑えられている傾向があると思われます。

でもファレルの関わってきた音源を辿っていくと、「演奏の質の高さ」「多様な音楽性」「マルチリード奏者の先駆者」「急激な時代の変化への対応力」等々、見直すべき点が非常に多いと思われます。

今回は60年代後半から70年代にかけて急激に変化したジャズシーンでの、サド・メル、エルビン・ジョーンズチック・コリア等との共演やCTI時代の演奏を中心に聴いて頂き、彼の評価を見直す機会にして頂ければと思っております。大勢の方の参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

 

                            解説 山中 修

 

 

 

 

  • 第669回 10月26日(土) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代金

『いま一番面白いクラシック音楽をもとめて』ジャンル横断的クラシック講座第18回

                  

1年半ぶりにクラシック講座を再開します。まだお約束の後藤さんとの共著による書籍はできていないのですが、

むしろその編集の推進力とすべく、いま一番面白いクラシック音楽とは何なのかを基本にかえって紹介していきたいと思います。この1年半のあいだに、随分たくさん魅力的な新譜も出ているので、特にテーマを絞るよりは、その紹介を中心にしようと思います。いーぐるのお客さまとの再会を楽しみにしています。

 

解説  林田直樹

 

 

 

  • 第670回 11月16日(土曜日)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代

 「ジョアン・ジルベルト初期三部作を、ブラジルEMI倉庫で発見されたオリジナル・テープよりリマスターされたジョアン公認の音で聴く」

 

7月6日、88歳で世を去ったボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルトがブラジルEMIレーベル(当時)に残した初期の三部作アルバム『Chega de Saudade』(1959年)『O Amor, O Sorriso E A Flor』(1960年)『João Gilberto』(1961年)。

ブラジルEMIの倉庫で発見されたオリジナル・テープ(ファースト・アルバムはモノラル録音)を最新リマスタリングした、ジョアン公認の、世に出回っていない貴重な音源を全曲、聴きながら、ジョアン・ジルベルトの偉業と後世への影響などをさぐります。

 

 

                   聞き手 中原 仁    解説 宮田茂樹