第670回 11月9日(土)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代金

 『村上春樹とジャズをめぐって』

                                

このイベントは雑誌「文學界」2019年12月号(11月7日発売)に掲載の論考、

〈「こういうことがつまりジャズなんだよ」――村上春樹とジャズをめぐる3章〉(村井康司

の連動企画です。今年作家生活40年を迎えた村上春樹は、熱心な音楽ファン、とりわけジャズの

リスナーとして、ジャズを小説の中に採り入れてきました。

また、ジャズをめぐるエッセイも数多く、インタビューなどでもしばしばジャズに言及しています。

ここでは音源を紹介しつつ、村上春樹が小説の中にどんなジャズをどんなかたちで採り入れてきたか、

また、村上春樹の小説作法にジャズがどのような影響を及ぼしてきたかを語ります。

なお。「文學界」には、村上春樹に関連するジャズ150曲を収めた

SpotifyプレイリストにアクセスできるQRコードが掲載されています。併せてご利用ください(村井)。

 

解説:村井康司  ゲスト:栗原裕一郎(文芸評論家)

 

 

 

 

  • 第671回 11月16日(土曜日)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代

 

ジョアン・ジルベルト初期三部作を、ブラジルEMI倉庫で発見されたオリジナル・テープよりリマスターされたジョアン公認の音で聴く』

 

7月6日、88歳で世を去ったボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルトがブラジルEMIレーベル(当時)に残した初期の三部作アルバム『Chega de Saudade』(1959年)『O Amor, O Sorriso E A Flor』(1960年)『João Gilberto』(1961年)。

ブラジルEMIの倉庫で発見されたオリジナル・テープ(ファースト・アルバムはモノラル録音)を最新リマスタリングした、ジョアン公認の、世に出回っていない貴重な音源を全曲、聴きながら、ジョアン・ジルベルトの偉業と後世への影響などをさぐります。

 

 

                   聞き手 中原 仁    解説 宮田茂樹

                 

 

 

  • 第672回 11月30日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1200円+飲食代

『ファニア・オール・スターズの真実』

 

1964年にニューヨークで設立されたラテン・レーベル=ファニア・レコードは、時代の息吹を感じさせるヒットを連発し、あっという間にトップ・レーベルにのし上がりました。

そのファニアが1968年に旗揚げしたのが、レーベルのスターたちを集めたファニア・オール・スターズ。

その後のサルサ界を牽引していくことになるファニア・オール・スターズを改めて聞きながら、「サルサの時代」を検証します。

 

解説 岡本郁生 藤田 正