【2021年ベスト盤大会のご報告】
2021年12月25日に行われた2021年ベスト盤大会のご報告です。
1, 村井康司 Tim Bern / Broken Shadows (Intact) / Una Muy Bonita
2, 山中修 James Francies / Purest Form / My Favorite Things
3, 八田真行 Roy Brooks / Understanding (Reel to reel) / Taurus Woman
4, 池上信次 渡辺貞夫 / ジャズ & ボッサ (JVC)/ ビューティフル・ラヴ
5, 佐藤大介 オルケストラ・アフロシンフォニア / Orin (Disk Union)
/ Maquine De Louco
6, 後藤雅洋 仲野麻紀 / Open Radio (Naja) / あの山の上へ
7, 岡本郁生 Bobby Valentin / The Good, Good Feering / Jumping With Symphony Sid
8, 伊藤嘉章 Arturo O’Farill / …Dreaming In Lion (Blue Note) Struggles and Strugglets
9, 柳楽光隆 Omri Mor / Assala / Kommi
10, 村井康司 挟間美帆 / Imaginary Visions (King International) / Mimi’s March
11, 八田真行 Willie Nelson / That’s Life (Sony) That’s Life
12, 柳楽光隆 Kaja Draksler / Somit / Natt Raum
13, 池上信次 Miles Davis / Shoto (シングル・Promo) 7インチシングル(1981)
14, 佐藤大介 Avdra Day (Warner Record) / Strange Fruit
今年は2年ぶりのベスト盤大会でしたが、いろいろと面白い発見がありました。第一は、ひところの持ち寄り盤はほんとうに人それぞれで、知っているアルバムはほとんど無いような年もあったのですが、今年は私自身が購入したアルバムがずいぶんとありました。いろいろな解釈が出来るでしょうが、21世紀も2回目のディケードに突入し、ある程度ジャズ観の擦り合わせが出来つつあるのかもしれません。
もう一つは配信音源にたいへん面白いものがあるということです。柳楽さんの音源はそうしたもので、アルバムでしか紹介できないジャズ喫茶店主としてはちょっと残念な思いでした。
ともあれ、音楽関係者が集まり、それぞれの音楽観を音源によって披露するこうした機会は大いに勉強になりました。