10月1日(月曜日)

【“JAZZ 100年”パート4『JAZZ 絶対名曲コレクション』創刊のご挨拶】


今から4年前、2014年4月から小学館隔週刊CD付きマガジン『JAZZ 100年』全26巻の監修を担当し、翌2015年4月よりはシリーズ・パート2『ジャズの巨人』全26巻、そして2016年5月に始まったパート3『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』は、当初1年間26巻の予定が好評につき、2年に渡る全52巻もの刊行となりました。これら「JAZZ 100年シリーズ」は合計104巻、累積販売実績は何と二百数十万部を超えるジャズ本としては異例の大ヒットとなりました。

ちなみにこれらはすべてCD付きですから、同時にジャズのCDが二百数十万枚以上売れたことになります。出版不況、CD販売不振と言われている折、これは明るい話題だと思います。

しかしジャズ・シーンの現況を知っている方なら、さほど驚かれることでは無いかもしれません。要するに今、「ジャズが面白い」のです。私自身ここ5年ぐらいでジャズ・シーンが大きく変化しているのを肌で感じ取っています。ライヴが面白く、新譜に良い作品がたくさん出てきたのですね。これはここ十数年無かった現象です。

それを裏付けるように、「JAZZ 100年シリーズ」が始まった同じ年2014年2月には、シンコー・ミュージックから柳楽光隆さんが監修するムック『ジャズ・ザ・ニュー・チャプター』略称『JTNC』の第1巻が刊行され、こちらも現在はVOL.5が出ており、いずれも好評で増刷されています。

ところで、私が監修している「JAZZ 100年シリーズ」と柳楽さん監修の『JTNC』では、内容が対照的なので当然読者層も異なっているはずです。オーソドックス路線で大人が多い私の読者層と、斬新な内容で若い読者を掴んでいる柳楽さんの購買層では、およそ共通点が無いように思えるのです。しかし、そのどちらもが売れているのですね。

当初、この異なる読者層の並行現象は少々不思議に思っていたのですが、近ごろ両者の共通点が見えてきました。正確にリサーチしたわけではありませんが、『JTNC』の読者は探求心旺盛な音楽ファンではあっても、従来「ジャズ」に対してちょっと「様子見」をしていた風情が窺えるのですね。

具体的には、ロックやヒップホップの動向には詳しくても、ジャズってどうよ、といささか斜に構えていたような方々に対して、柳楽さんが適切なガイドラインを与えたことによって、「新たなファン層」を獲得しているように思えるのです。それを裏付けるように、『JTNC』が採り上げたミュージシャンの来日ライブの観客層は、私が知っている従来のジャズ・ファンとは少しばかり様子が違うのです。「ブルーノート東京」などに押し寄せる彼らのファンは、若くお洒落なカップルが数多くみられるのですね。

他方、私が監修しているシリーズの購買者像をアンケート回答などから浮き彫りにしてみると、ジャズに関心は持ってはいるが、今まで「敷居の高さ」を感じていたような方々なのです。要するに年齢層や音楽体験こそ異なれ、どちらもジャズに対して「潜在的関心」を持っていた方々が、新たにジャズに参入して来たと見ることが出来るのです。まさにジャズ・ファンの純粋増です。

こうした方々が活性化しているジャズの現況を眺め、それぞれのスタンスで情報を求めた結果が、「JAZZ 100年シリーズ」「JTNC」の成功に繋がったと私は観ているのです。そしてこうした現象の大元は、ジャズ・シーンの活況にあるのです。

ところで、こうしたジャズ・シーンの隆盛を今一つ実感できないのが、従来からのベテラン・ファンという皮肉な現象も一部に垣間見られるようです。それは、この方々が今起きている「ジャズ史の見直し現象」に追従し切れていないことが原因のように思えます。


【『ジャズ絶対名曲』とは?】

さて、こうした状況において、小学館から「JAZZ 100年・パート4」として、私が監修する隔週刊CD付きムック『JAZZ 絶対名曲コレクション』(全14巻)が10月2日(火曜日)に創刊されるのですが、まさにその内容は現代ジャズ活況に至る「伏線」の様相を帯びているのです。

その前に「ジャズ絶対名曲」という言葉の説明をしておきましょう。これはスタンダード・ナンバーの見直し、つまり「21世版スタンダード」ということです。そしてその目的は「名曲から名演・名唱へ」なのですね。わかりやすく言うと、良く知られた楽曲を導入としてジャズの魅力に親しんでいただこうということなのです。

現代ジャズの特徴をひとことで言い表せば、ポピュラリティの重視と、それを実現させるために、様々な手法を積極的に取り入れていることが挙げられるでしょう。それはヴォーカル、コーラスの多用だったり、楽曲・アレンジの重視といった形で現れています。

今を時めくシーンの開拓者、ロバート・グラスパーは2012年に発表したアルバム『ブラック・レディオ』(ブルーノート)で、人気R&B歌手エリカ・バドゥジョン・コルトレーンの演奏で知られた「アフロ・ブルー」を歌わせています。彼はこのアルバムについて、「従来のジャズ・ファンとそうでない人たちとの懸け橋になればいいと思って作った」と言っています。

この発言には「ポピュラリティ重視・ヴォーカル・良く知られた楽曲」という、先ほど挙げた現代ジャズの特徴が見事に網羅されています。

こうした「21世紀ジャズの特徴」は、表面的な形を変え、多くの現代ジャズ・ミュージシャンたちに窺えます。2016年に発売されたイギリス、マンチェスター出身のグループ、ゴー・ゴー・ペンギンのアルバム『マン・メイド・オブジェクト』(ブルーノート)は、アコースティック・エレクトロニカなどと称された、ジャズ・ピアノとしては極めて斬新なメロディ・ラインが実に印象的でした。

さっそく彼らのライヴに行ってみて驚いたのは、一見新奇さが売り物のように見えるこのピアノ・トリオの、ジャズ・グループとしての実力でした。ロブ・ターナーのドラミングの凄さは言うまでもありませんが、ベーシスト、ニック・ブラカのテクニックが素晴らしい。この両者が生み出す極上のグルーヴ感は、まさに「どジャズ」なのですね。そこに、クリス・イリングウォースのピアノが絡むことによって、このチームの魅力が醸し出されているのです。

彼らは斬新な旋律≒楽曲をフックとして、リズム重視、圧倒的なグルーヴ感といった、伝統的なジャズの魅力を私たちに伝えているのです。

また、既にベテランの域に達したギタリスト、カート・ローゼンウィンケルが2017年に出した話題作『カイピ』(ソングX)の魅力も、ブラジル、ミナス地方の音楽を意欲的に取り入れた「曲想の斬新さ」が大きな聴き所でした。その後、彼が引き連れてきた「カイピ・バンド」のライヴも見ましたが、やはり曲想の魅力を借りつつ、カートのオリジナリティが発揮された、まさに「ジャズ」になっていたのです。

そしてカマシ・ワシントンです。今年発売された彼のアルバム『ヘヴン・アンド・アース』(ビート・レコード)は、私が柳楽さんと共にライナー・ノートを書かせていただいたのですが、3枚組CDの冒頭「アース編」に収録されていたのが、なんとブルース・リー主演の映画『ドラゴン怒りの鉄拳』(日本公開1974年)の主題曲「フィスト・オブ・フューリー」なのですね。これには私も驚きました。

その効果は抜群なのです。いかにも格闘技映画のテーマソングらしいリズミカルでキャッチーな旋律は、聴き手を一気に演奏の魅力に惹き込む力を持っているのです。重要な点は、原曲のメロディを忠実に再現しつつも、女性コーラスや分厚いバック・サウンドの巧みな使用で、いかにもカマシらしいダイナミックで刺激的な「現代ジャズ」に仕上がっているところです。

このように、グラスパー、ゴー・ゴー・ペンギン、ローゼンウィンケル、カマシと、その表面的スタイルはまったく異なってはいても、彼らの発想の中心に「曲想の重視」があることがわかります。付け加えれば、マリア・シュナイダーのラージ・アンサンブルや挟間美帆の音楽が注目されているのも、楽曲・アレンジといった要素が再評価されている証左でしょう。

ところで、こうした現象がどうして「ジャズ史の見直し」なのでしょうか? それは、彼らがチャーリー・パーカーに始まる即興重視の「モダンジャズ史」を相対化し、それ以前のベニー・グッドマンに代表されるスイング・ミュージックや、ルイ・アームストロングの歌唱が持つ「ポピュラリティ」、そしてデューク・エリントン楽団のバンド・サウンドに象徴される「サウンド重視≒アレンジ・楽曲重視」といった、よりスパンの長い「ジャズ史」を射程に入れているからなのです。

こうした事実を裏返すと、即興重視で芸術志向の「モダンジャズ史」が身に染み付いた「伝統的ジャズ・ファン」の一部の方々における、「現代ジャズのわからなさ」に繋がるのではないでしょうか。

そして『ジャズ絶対名曲コレクション』です。ここで私たちが提唱する「スタンダード・ナンバーの見直し」とは、従来楽曲を素材とみなす傾向の強かった「モダン・ジャズ」の時代においても、アンダーカレント、伏流水のように「楽曲から演奏へ」という方向を探っていた一連の試みを、「名曲から名演・名唱へ」そして「楽曲の魅力からジャズの聴き所へ」という形で、潜在的ジャズファンのみなさま方にわかりやすくプレゼンテーションする試みなのです。

『ジャズ絶対名曲コレクション』の音源を用いたより具体的な解説は、今週末10月6日(土曜日)午後3時30分より、「いーぐる」にて行います。参加費無料で飲食代金のみでどなたでもお気軽にご参加いただけます。当日は創刊号の発売も行い、購入された方々には素敵なプレゼントもあります。

また、全巻ご予約の方には、前代未聞とも思えるマイルス・デイヴィス公認の豪華な「特性リラクシン万年筆」がプレゼントされます。これはプレミア付き必至ですね!

●第648回 10月6日(土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ

『JAZZ絶対名曲とは』 「ジャズ絶対名曲コレクション」創刊記念イヴェント


「JAZZ絶対名曲コレクション」がいよいよ10月2日に創刊されます。それを記念して、トーク・イベントを開催します。創刊号CDなどの音源を聴きながら、監修者の後藤雅洋が「絶対名曲」の魅力をたっぷりとお話ししていただきます。

創刊号CDには、マイケル・ジャクソンの楽曲を歌うエスペランサや、カーペンター
ズを歌うエラ・フィッツジェラルドなどの「ジャズ絶対名曲=新しい視点のジャ
ズ・スタンダード」が多数収録されています。マイケルやカーペンターズのオリジ
ナルもいーぐるの超絶オーディオで聴けるかも(これもかなり魅力的)。


*会場で創刊号を販売いたします。プレゼントあり!

出演:後藤雅洋ほか
                             



●10月24日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.57

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。




●第649回 11月10日(土曜日) 今回に限り午後3時より
 参加費1600円+飲食代金
『追悼、アリサ・フランクリン』
その魅力を、鈴木啓志、鷲巣功、高地明のR&B愛好研究の3巨頭が忌憚なく語る!
 至上の女性ソウル・シンガー、アリサ・フランクリン。子供から大人まで、レコード/カセット/ラジオから流れるアリサと一緒に歌うこと、それが今日のR&B興隆の原点だった。そのアリサが、この8月16日に地元デトロイトで逝去。享年76歳。
 ソウル・チャート・トップ・ヒットを20も放った輝かしいキャリア、60年代公民権運動という時代を反映して歌った女性の主張、LPジャケットでも常に妖艶な姿を披露したエンターテイナー等々、アリサにはいくつものスポット・ライトが当たる。しかしまずは、聞くもの皆を鼓舞する信念のシャウト、情感でしみじみと涙させるアリサだからこそのヴォーカル、それを楽しもうではないか。そして、語ろう。
 そんなレディ・ソウルの魅力を、音楽誌で長年活動する三人の野郎ファンが「オレが惚れ込むアリサ10曲」を出し合い、回し、そのこだわりをぶつけ合う。あえて選曲の事前打ち合わせはなし、重複する曲があっても、想いは違い、極端なアリサ偏愛も語られるはず。相当な希少盤の登場も、乞うご期待。
 60年代半にジャズ・シンガーとして打ち出されたコロムビア・レコード時代、そしてレイディ・ソウル第一人者となるアトランティック・レコード初期から彼女を同時代に聞いてきた、巨匠ソウル研究家の鈴木啓志。著書数多、そしてアリサの国内盤ライナーノーツ最多担当者である。膨大な蓄積のなかから、彼はどんな曲を提出してくるか。
 アリサが爆音で流れるディスコのダンス・フロアで踊ってきてもいる、インターFMでのMoanin’ Blues他のラジオ名ディレクター/選曲家である鷲巣功。“音頭”関連のイヴェント制作でも名をなす彼は饒舌明朗なDJとしての顔も持ち、そちらのファンも少なくない。ここでも、彼はお茶目に場を引っ掻き回してくれるに違いない。
 ブラック・ミュージック・リビュー(BMR)及びブルース&ソウル・レコーズ誌初代編集長だった高地明。ブルース・インターアクションズP-VINEレコードの共同設立者として山ほどの黒い音(アリサの最初期ゴスペル音源も含む)を紹介してきた彼は、膨大なコレクションを活かした「ブルース・レコード・ジャケット」(スペースシャワーネットワーク)も刊行している。
 そして、三者激昂対決の末の罵倒合戦危険回避ために、アドリブ誌編集者であった佐藤英輔が仲裁人として立ち会う。
 大音響でアリサを浴びよう。そして、アリサを想おう。

        司会進行:佐藤英輔 参加者 : 鈴木啓志 × 高地明 × 鷲巣功




●『もうすぐ80周年! ブルーノート特集』

11月17日(土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ


来年創立80周年を迎える史上最強のジャズ・レーベルの最新版ガイドブック『ブルーノート80ガイドブック』(ユニバーサルミュージック刊)発刊記念トーク
書籍のスーパーバイザーを務めた原田和典と執筆に参加した後藤雅洋が、現在の視点で改めてブルーノートの魅力について語ります。

出演 原田和典(音楽ライター) 後藤雅洋(いーぐる)
司会 斉藤嘉久(ユニバーサルミュージック




● 第650回 11月24日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費 800円+飲食代
トロンボーン特集』

トロンボーン・ジャズを語らせたら右に出る者のない山中さんが最新ジャズ状況も含め、トロンボーン・ジャズの魅力を語ります。

                             解説  山中 修




● 去る7月28日に開催を予定していた『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会 参加費1000円+飲食代金 は台風のため延期となっております。

日程が決まり次第、改めて告知いたします。

『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会

インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場! 
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。

                              解説 宮田信


● 9月18日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.56

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。





●第648回 10月6日(土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ

小学館刊『ジャズ絶対名曲』シリーズ刊行記念イヴェント

詳細は追ってお知らせいたします。

                             解説  後藤雅洋




●第649回 11月10日(土曜日) 今回に限り午後3時より
 参加費1600円+飲食代金
『追悼、アリサ・フランクリン』
その魅力を、鈴木啓志、鷲巣功、高地明のR&B愛好研究の3巨頭が忌憚なく語る!
 至上の女性ソウル・シンガー、アリサ・フランクリン。子供から大人まで、レコード/カセット/ラジオから流れるアリサと一緒に歌うこと、それが今日のR&B興隆の原点だった。そのアリサが、この8月16日に地元デトロイトで逝去。享年76歳。
 ソウル・チャート・トップ・ヒットを20も放った輝かしいキャリア、60年代公民権運動という時代を反映して歌った女性の主張、LPジャケットでも常に妖艶な姿を披露したエンターテイナー等々、アリサにはいくつものスポット・ライトが当たる。しかしまずは、聞くもの皆を鼓舞する信念のシャウト、情感でしみじみと涙させるアリサだからこそのヴォーカル、それを楽しもうではないか。そして、語ろう。
 そんなレディ・ソウルの魅力を、音楽誌で長年活動する三人の野郎ファンが「オレが惚れ込むアリサ10曲」を出し合い、回し、そのこだわりをぶつけ合う。あえて選曲の事前打ち合わせはなし、重複する曲があっても、想いは違い、極端なアリサ偏愛も語られるはず。相当な希少盤の登場も、乞うご期待。
 60年代半にジャズ・シンガーとして打ち出されたコロムビア・レコード時代、そしてレイディ・ソウル第一人者となるアトランティック・レコード初期から彼女を同時代に聞いてきた、巨匠ソウル研究家の鈴木啓志。著書数多、そしてアリサの国内盤ライナーノーツ最多担当者である。膨大な蓄積のなかから、彼はどんな曲を提出してくるか。
 アリサが爆音で流れるディスコのダンス・フロアで踊ってきてもいる、インターFMでのMoanin’ Blues他のラジオ名ディレクター/選曲家である鷲巣功。“音頭”関連のイヴェント制作でも名をなす彼は饒舌明朗なDJとしての顔も持ち、そちらのファンも少なくない。ここでも、彼はお茶目に場を引っ掻き回してくれるに違いない。
 ブラック・ミュージック・リビュー(BMR)及びブルース&ソウル・レコーズ誌初代編集長だった高地明。ブルース・インターアクションズP-VINEレコードの共同設立者として山ほどの黒い音(アリサの最初期ゴスペル音源も含む)を紹介してきた彼は、膨大なコレクションを活かした「ブルース・レコード・ジャケット」(スペースシャワーネットワーク)も刊行している。
 そして、三者激昂対決の末の罵倒合戦危険回避ために、アドリブ誌編集者であった佐藤英輔が仲裁人として立ち会う。
 大音響でアリサを浴びよう。そして、アリサを想おう。

        司会進行:佐藤英輔 参加者 : 鈴木啓志 × 高地明 × 鷲巣功




● 第650回 11月24日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費 800円+飲食代
トロンボーン特集』

トロンボーン・ジャズを語らせたら右に出る者のない山中さんが最新ジャズ状況も含め、トロンボーン・ジャズの魅力を語ります。

                             解説  山中 修




● 去る7月28日に開催を予定していた『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会 参加費1000円+飲食代金 は台風のため延期となっております。

日程が決まり次第、改めて告知いたします。

『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会

インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場! 
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。

                              解説 宮田信

●第647回 8月25日(土曜日) 午後3時30分より参加費:1000円+(飲食代)
『フラメンコ・ギタリスト、カニサレスの魅力に迫る!!』
カニサレス来日公演2018記念トーク・ショー
今年9月に行われる来日公演を記念して、カニサレスをテーマにしたトーク・イベントを開催!
今年4月に8年ぶりのオリジナル・フラメンコの新作アルバム『洞窟の神話』をリリースし、「21世紀の新しいフラメンコ・ギター」を提示するスーパー・ギタリスト、カニサレス
フラメンコというジャンルだけでは収まりきれないカニサレスの豊かな音楽の魅力を音楽評論家の林田直樹さんと、カニサレスと共演経験もあるギタリストの鈴木大介さんを迎え、いーぐるの音の良いオーディオで楽曲を聴きながら語って貰います!

*問・予約:プランクトン 03-3498-2881

出演:林田直樹(音楽評論家) 鈴木大介(ギタリスト)




●8月28日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.55

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

今回は9月1日・2日に行われる「東京ジャズ」特集です。参加ミュージシャン関連の新作を中心に新譜をご紹介いたします。

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。




●第648回 10月6日(土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ

小学館刊『ジャズ絶対名曲』シリーズ刊行記念イヴェント

詳細は追ってお知らせいたします。

                             解説  後藤雅洋




●第649回 11月10日(土曜日) 今回に限り午後3時より
 参加費1600円+飲食代金

『追悼、アリサ・フランクリン』

その魅力を、鈴木啓志、鷲巣功、高地明のR&B愛好研究の3巨頭が忌憚なく語る!
 至上の女性ソウル・シンガー、アリサ・フランクリン。子供から大人まで、レコード/カセット/ラジオから流れるアリサと一緒に歌うこと、それが今日のR&B興隆の原点だった。そのアリサが、この8月16日に地元デトロイトで逝去。享年76歳。
 ソウル・チャート・トップ・ヒットを20も放った輝かしいキャリア、60年代公民権運動という時代を反映して歌った女性の主張、LPジャケットでも常に妖艶な姿を披露したエンターテイナー等々、アリサにはいくつものスポット・ライトが当たる。しかしまずは、聞くもの皆を鼓舞する信念のシャウト、情感でしみじみと涙させるアリサだからこそのヴォーカル、それを楽しもうではないか。そして、語ろう。
 そんなレディ・ソウルの魅力を、音楽誌で長年活動する三人の野郎ファンが「オレが惚れ込むアリサ10曲」を出し合い、回し、そのこだわりをぶつけ合う。あえて選曲の事前打ち合わせはなし、重複する曲があっても、想いは違い、極端なアリサ偏愛も語られるはず。相当な希少盤の登場も、乞うご期待。
 60年代半にジャズ・シンガーとして打ち出されたコロムビア・レコード時代、そしてレイディ・ソウル第一人者となるアトランティック・レコード初期から彼女を同時代に聞いてきた、巨匠ソウル研究家の鈴木啓志。著書数多、そしてアリサの国内盤ライナーノーツ最多担当者である。膨大な蓄積のなかから、彼はどんな曲を提出してくるか。
 アリサが爆音で流れるディスコのダンス・フロアで踊ってきてもいる、インターFMでのMoanin’ Blues他のラジオ名ディレクター/選曲家である鷲巣功。“音頭”関連のイヴェント制作でも名をなす彼は饒舌明朗なDJとしての顔も持ち、そちらのファンも少なくない。ここでも、彼はお茶目に場を引っ掻き回してくれるに違いない。
 ブラック・ミュージック・リビュー(BMR)及びブルース&ソウル・レコーズ誌初代編集長だった高地明。ブルース・インターアクションズP-VINEレコードの共同設立者として山ほどの黒い音(アリサの最初期ゴスペル音源も含む)を紹介してきた彼は、膨大なコレクションを活かした「ブルース・レコード・ジャケット」(スペースシャワーネットワーク)も刊行している。
 そして、三者激昂対決の末の罵倒合戦危険回避ために、アドリブ誌編集者であった佐藤英輔が仲裁人として立ち会う。
 大音響でアリサを浴びよう。そして、アリサを想おう。


参加者 : 鈴木啓志 × 鷲巣功×高地明   介添え:佐藤英輔
   




● 去る7月28日に開催を予定していた『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会 参加費1000円+飲食代金 は台風のため延期となっております。

日程が決まり次第、改めて告知いたします。

『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会

インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場! 
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。

                              解説 宮田信


●『JOHN COLTRANE IMPULSE SA-CD HYBRID SELECTION』試聴イベント開催決定!

7/11発売、タワーレコード企画限定盤として最新のSA-CDハイブリッド盤でリリースされるジョン・コルトレーンのインパルス傑作5タイトルの試聴イベントを、東京・四谷ジャズ喫茶「いーぐる」にて開催します。コルトレーンの名盤を最高の音質とオーディオでご堪能いただける貴重なチャンスです。

【開催日時】
日時:2018年7月10日(火) 20:00〜22:00
会場:東京・四谷ジャズ喫茶「いーぐる」(JR四谷駅から徒歩3分)
http://www.jazz-eagle.com/

【イベント内容】
JOHN COLTRANE IMPULSE SA-CD HYBRID SELECTION』5タイトルの抜粋試聴

JOHN COLTRANE SA-CD SELECTION>
ジョン・コルトレーンのインパルス名盤5タイトルを、現存する最良のコンディションの本国オリジナル・アナログ・マスターテープから、世界で初めてダイレクトDSD化を行い制作した2018年最新DSDマスターを採用し、NYのスタジオにてリマスタリング。SA-CD層、CD層ともに2018年最新のマスタリング音源を使用。
2018年7月11日(水)発売 各¥3,780 (税込)
1. バラード (PROZ-1106)
2. 至上の愛 (PROZ-1107)
3. ジョン・コルトレーン・アンド・ジョニー・ハートマン (PROZ-1108)
4. デューク・エリントンジョン・コルトレーン (PROZ-1109)
5. コルトレーン (PROZ-1110)
商品の詳細はこちらをご覧ください。
http://tower.jp/article/feature_item/2018/05/22/0101
※当日は特別にCD販売も行います。

【出演者】
北村晋 (タワーレコード)
馬場雅之 (タワーレコード)

【ご参加方法】
直接、会場のジャズ喫茶「いーぐる」へお越し下さい。
参加費無料。
※要ワン・ドリンク・オーダー
※事前の予約は受け付けておりません。
※会場が満員の際は、入場をお断りする場合がございます。予めご了承下さい。



● 7月24日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.54

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

今回ユニバーサルさんは今話題のコルトレーン・ロスト・セッション、ブルーノート・ミックスCD(70年代ブルーノートLAシリーズ)、そしてユニオンさんは最新輸入盤のご紹介です。

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。



● 第647回 7月28日 (土曜日)午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会

インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場! 
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。

                              解説 宮田信



●NHKカルチャーセンター
NHK文化センター主催による『NHKカルチャー』を下記の要領で「いーぐる」にて開催いたします。

【日程】 8月18日 (土曜日) 14:00〜15:30 
【内容】 「いーぐる」の歴史と変遷や、ジャズ喫茶の楽しみ方、推薦ナンバーなどをご紹介いたします。

*参加ははあらかじめ下記宛にご予約をお願いいたします。

受付はNHK文化センターのホームページ『NHKカルチャー青山』で検索なさるか
NHK文化センター・青山教室(03−3475−1151)へお申し込み下さい。

会員:3780円  
一般:4428円
教材費:756円(ワン・ドリンク付き)

*当日は16:00より通常営業いたします。




●第648回 8月25日(土曜日) 午後3時30分より参加費:1000円+(飲食代)
『フラメンコ・ギタリスト、カニサレスの魅力に迫る!!』
カニサレス来日公演2018記念トーク・ショー
今年9月に行われる来日公演を記念して、カニサレスをテーマにしたトーク・イベントを開催!
今年4月に8年ぶりのオリジナル・フラメンコの新作アルバム『洞窟の神話』をリリースし、「21世紀の新しいフラメンコ・ギター」を提示するスーパー・ギタリスト、カニサレス
フラメンコというジャンルだけでは収まりきれないカニサレスの豊かな音楽の魅力を音楽評論家の林田直樹さんと、カニサレスと共演経験もあるギタリストの鈴木大介さんを迎え、いーぐるの音の良いオーディオで楽曲を聴きながら語って貰います!

*問・予約:プランクトン 03-3498-2881

出演:林田直樹(音楽評論家) 鈴木大介(ギタリスト)

第646回 いーぐる連続公演 2018年6月16日

1950年代コルトレ-ン特集

選曲 阿部 等

曲名 リーダー アルバム・タイトル レーベル 録音 時間 パーソネル
1 BLUE TRAIN JOHN COLTRANE BLUE TRAIN BlueNote 1957.09.15 10:39 Lee Morgan(tp),Curtis Fuller(tb),John
Coltrane(ts),Kenny Drew(p),Paul Chambers(b),Phlly Joe Jones(ds)

2 ALL OF YOU MILES DAVIS ROUND ABOUT MIDNIGHT Colombia 1956.09.10 7:01 Miles Davis(tp),John Coltrane(ts),Red Garland(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

3 NITA PAUL CHAMBERS WHIMS OF CHAMBERS BlueNote 1956.09.21 6:32 Donald Byrd(tp),John Coltrane(ts),Kenny Burrell(g),Horace Silver(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

4 OLEO MILES DAVIS RELAXIN' Prestige 1956.10.26 6:15 Miles Davis(tp),John Coltrane(ts),Red Garland(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

5 TUNE UP/WHEN LIGHTS ARE LOW MILES DAVIS COOKIN' Prestige 1956.10.26 13:10 Miles Davis(tp),John Coltrane(ts),Red Garland(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

6 SOULTRANE TADD DAMERON/JOHN COLTRANE MATING CALL Prestige 1956.11.30 5:22 John Coltrane(ts),Tadd Dameron(p),John Simmons(b),Philly Joe Jones(ds)

7 BALL BEARING JOHNNY GRIFFIN A BLOWIN' SESSION BlueNote 1957.04.08 8:07 Lee Morgan(tp),Johnny Griffin(ts),Hank Mobley(ts),John Coltrane(ts),Wynton Kelly(p),Paul Chambers(b),Art Blakey(ds)

8 SPEAK LOW SONNY CLARK SONNY'S CRIB BlueNote 1957.10.09 6:48 Donald Byrd(tp),Curtis Fuller(tb),John Coltrane(ts),Sonny Clark(p),Paul Chambers(b),Art Taylor(ds)

9 VIORETS FOR YOUR FURS JOHN COLTRANE COLTRANE Prestige 1957.05.31 6:15 John Coltrane(ts),Red Garland(p),Paul Chambers(b),Albert Heath(ds)

10 MIDRIFF ART BLAKEY ART BLAKEY'S BIG BAND Bethlehem 1957.12 3:20 Donald Byrd(tp),Bill Hardman(tp),Melba Liston(tb),Jimmy Cleveland(tb),Sahib Shihab(as),John Coltrane(ts),Al Corn(ts),Bill Slapin(bs),Walter Bishop(p),Wendel Marshall(b),Art Blakey(ds)and others

11 YOU SAY YOU CARE JOHN COLTRANE SOULTRANE Prestige 1958.02.07 6:12 John Coltrane(ts),Red Garland(p),Paul Chambers(b),Art Taylor(ds)

12 WHY WAS I BORN KENNY BURRELL/JOHN COLTRANE KENNY BURRELL&JOHN COLTRANE Prestige 1958.03.07 3:12 John Coltrane(ts),Kenny Burrell(g)

13 ON GREEN DOLPHIN STREET MILES DAVIS 1958 MILES Colombia 1958.05.26 9:56 Miles Davis(tp),Cannonball Adderley(as),John Coltrane(ts),Bill Evans(p),Paul Chambers(b),Jimmy Cobb(ds)

14 LIMEHOUSE BLUES CANNONBALL ADDERLEY CANNONBALL ADDERLEY QUINTET IN CHICAGO Mercury 1959.02.03 4:38 Cannonball Adderley(as),John Coltrane(ts),Wynton Kelly(p),Paul Chambers(b),Jimmy Cobb(ds)

15 GIANT STEPS JOHN COLTRANE GIANT STEPS Atlantic 1959.05.05 4:43 John Coltrane(ts),Tommy Flanagan(p),Paul Chambers(b),Art Taylor(ds)

16 LITTLE OLD LADY JOHN COLTRANE COLTRANE JAZZ Atlantic 1959.11.24 4:25 John Coltrane(ts),Wynton Kelly(p),Paul Chambers(b),Jimmy Cobb(ds)

106:35


●第645回 6月9日(土曜日) 午後3時30分より 参加費無料 飲食代金のみ
『ジャズジャイアンツ、そしてニューヨーク』
小川隆夫『ジャズジャイアンツ・インタヴューズ』・常盤武彦『ニューヨーク・ジャズ・アップデート』(ともに小学館刊)発刊記念トーク

トークと写真と音楽で綴る、ジャズジャイアンツのエピソードとニューヨーク・ジャズの魅力。
両著の販売とサイン会も行います。

出演 小川隆夫(ジャズ・ジャーナリスト)  常盤武彦(フォトグラファー、音楽ライター)





●第646回 6月16日(土曜日) 午後3時30分より 参加費800円+飲食代
『1950年代コルトレーン特集』

今回の特集では、1955年から1959年のコルトレーンを聴いていただきます。時代的にハード・バップ最盛期のコルトレーンのプレイを大音量でご堪能ください。


                             解説 阿部 等




●『ジャズ・ワールド・ビート徹底検証!』 6月23日(土曜日)
スタート 15:30 参加費無料 飲食代金のみ

世界の音楽シーンを繋ぐ、「ジャズ」の現在
〜ジプシー・スウィングから昭和歌謡まで〜

       ゲスト 徳永伸一郎(音楽ライター)  後藤雅洋(いーぐる)




● 6月26日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.53

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

今回ユニバーサルさんは今話題のロバート・グラスパー山中千尋の新譜。そしてユニオンさんはこちらも期待高まるカマシ・ワシントンの新作など、盛りだくさんです。これは聴き逃せません!!!

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。




● 第647回 7月28日 (土曜日)午後3時30分より
タイトル未定
宮田信(みやた・しん)さんのドキュメンタリー映画上映+チカーノ音楽の魅力

詳細は後ほど告知いたします。
                              解説 宮田信




●NHKカルチャーセンター
NHK文化センター主催による『NHKカルチャー』を下記の要領で「いーぐる」にて開催いたします。

【日程】 8月18日 (土曜日) 14:00〜15:30 
【内容】 「いーぐる」の歴史と変遷や、ジャズ喫茶の楽しみ方、推薦ナンバーなどをご紹介いたします。

*参加ははあらかじめ下記宛にご予約をお願いいたします。

受付はNHK文化センターのホームページ『NHKカルチャー青山』で検索なさるか
NHK文化センター・青山教室(03−3475−1151)へお申し込み下さい。

会員:3780円  
一般:4428円
教材費:756円(ワン・ドリンク付き)

*当日は16:00より通常営業いたします。




●第648回 8月25日(土曜日) 午後3時30分より参加費:1000円+(飲食代)
『フラメンコ・ギタリスト、カニサレスの魅力に迫る!!』
カニサレス来日公演2018記念トーク・ショー
今年9月に行われる来日公演を記念して、カニサレスをテーマにしたトーク・イベントを開催!
今年4月に8年ぶりのオリジナル・フラメンコの新作アルバム『洞窟の神話』をリリースし、「21世紀の新しいフラメンコ・ギター」を提示するスーパー・ギタリスト、カニサレス
フラメンコというジャンルだけでは収まりきれないカニサレスの豊かな音楽の魅力を音楽評論家の林田直樹さんと、カニサレスと共演経験もあるギタリストの鈴木大介さんを迎え、いーぐるの音の良いオーディオで楽曲を聴きながら語って貰います!

*問・予約:プランクトン 03-3498-2881

出演:林田直樹(音楽評論家) 鈴木大介(ギタリスト)