4月24日(木)

茂木夫妻と旧友マダム光子の4人で四谷のタン焼き「忍」に行く。忍は以前さんざん利用させていただいたが、ある時期からいーぐる特集の打ち上げ人数が飛躍的に増大し、予約が取れなくなって以来久しぶり。相変わらず繁盛し、味も極上。
茂木君は今日もダンディ。特に変わった服装ではないのだけど、スーツの色、素材、仕立て、そしてネクタイとのマッチングなど、見る人が見れば相当にデキる奴と認めること間違いなし。そういえば、菊地さんがマイルスと自分は同じ双子座だからファッションに関心がある、というようなことを言っていたが、確か茂木君も双子座。
光子さんは、開店当初お姉さまに店を手伝っていただいたご縁だ。もちろん茂木君ともその頃からの知り合い。彼女はその後ミュージカル「ヘアー」に主演クラスで出演し、パリで結婚、今ではご主人とともにパリ郊外フォンテンブローで「Hotel Napoleon」を経営する実業家。キッコーマン、ヨーロッパ総支配人時代、茂木さんは彼女からずいぶん有益なヨーロッパ飲食業界情報を提供されたらしい。
彼女の話でおかしかったのは、今パリは寿司ブームだけど、成金ロシア人の食べ方が異常で、サーモン30個にツナ30個、みたいな注文をしてウォッカをがぶ飲みするらしい。醤油の使い方も尋常でなく、とにかく大量。茂木さんホクホクですね。
いーぐるに戻るとたまたま雲ちゃんtommyさんのコンビがおり、光子さんを紹介。tommyさんが料理本の企画を持ちかける。彼女は日本からやってくるグルメ企画スタッフのコーディネイトなどもやっており、この話しは面白そう。
旧友たちが帰った後、tommyさんらとジャズ話。tommyさんから、発言には対外イメージも考えたほうがよいという貴重なご忠告。ありがたいことだ。人間、誰も諫言してくれなくなったらオシマイだ。