● 第580回 1月16日(土曜日) 午後3時30分より 参加費800円
後藤雅洋、R&B/ファンク25番勝負! その“ソウル耳”を問う』
いーぐる店主 後藤雅洋がジャズ・ファンだなんて、誰が言った?
これは後藤雅洋と佐藤英輔がコンサート帰りにサシで飲んだ際に出て来た企画である。お戯れ企画、と思うなかれ。店主と話していると佐藤が思うのは、彼がかなりなソウル好きの趣味を持っているということ。間違いなく言えるのは、大学時代にジャズ喫茶を開いてなかったら、彼はソウルをたくさん聞き、立派なR&Bおやじになったであろうということだ。
そこで、まだ公になっていない、後藤の”ソウル耳”を強引に開けてしまおうではないか。代表的なソウル/ファンク曲をいくつかの傾向に分けてぶつけ、忌憚のない意見を発していただく。結果、そこから意外な、いや至極まっとうな米国黒人音楽の連続線も見えてくる?
なお、当日はすべて、アナログ・レコードをかける方向で考えています。

                     出演  後藤雅洋 × 佐藤英輔



●第581回 1月30日(土曜日) 午後3時30分より 参加費 600円
ジャンル横断的クラシック講座(2)
「“響き”〜前衛と古楽を結び付けるもの〜」

ドビュッシー以降のクラシック音楽で、一番重要な要素のひとつが、すべての作曲家たちが“響き”そのものを革新しようとするようになったことです。たとえばヴェーベルンの極限まで凝縮された音楽は、どんな硬派なジャズ・ファンをもうならせるような、刺激的でクールな世界でしょうし、リゲティクラスターの響きは、SF映画にも使われるほど異常で強烈な印象を残します。
20世紀半ばを過ぎると、さらに極端なトンデモ前衛音楽もいろいろ登場してきますが、その“響き”の面白さは、やはり見過ごすことはできません。
また、時を同じくして始まった古楽の探究も、“響き”に鋭敏であろうとする姿勢において、前衛と精神的に深い関係にあると言えるでしょう。
20世紀音楽の最重要な潮流である“響き”をテーマに、古楽と前衛を同列に論じ、ご紹介していきたいと思います。

                             解説 林田直樹



●NEW ARRIVALS”Vol.25  2月4日(木曜日)
20:00〜22:00

* 今年から新譜特集は「テーマ」をもうけることといたしました。新春2回目は『新時代のピアノジャズ』です。ユニバーサルさんは上原ひろみ話題の新作などをご紹介の予定だそうです。ユニオンさんは何かな? 乞ご期待!

《予約不要、ノーチャージ、飲食代金のみでお気軽にご参加いただけます》

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。



●第582回 2月6日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代金
デヴィッド・ボウイ追悼『デヴィッド・ボウイとジャズ』

新譜発売と同時に亡くなったデヴィッド・ボウイとジャズについて縦横に語りつつ『ブラック・スター』を聴く会です。      
      
             出演 村井康司 × 吉田隆一 × 柳樂光隆



● 第583回 3月19日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費600円+飲食代
イスラームの音楽 Vol.2』
 
前回に引き続きおおしまさんによる「イスラームの音楽特集」第2回目です。

                           解説 おおしまゆたか