去年の年末に行った2018年ベスト盤大会で、みなさま方がおかけになった曲目です。

当方の誤記などありましたらご指摘ください。




2018年ベスト盤大会


お名前      リーダー      アルバム・タイトル(レーベル)  曲名     
1, 須藤克治 Joe Lovano & Dave Douglas Scandal (Greenleaf Music) Full Sun
2, 羽根智敬 Antnio Sanchez Lines In The Sand Bad Hombres Y Mujeres
3, 相澤明弘 石渡明広  Live At Clop Clop (Clop Clop) Doggy’s Rotation
4, 青野浩史 Chich Corea Trilogy 2 La Fiesta
5, 後藤雅洋 Kamashi Wasington Heaven And Earth (Beat Record) Fists Of Fury
6, 岡本郁生 Eddie Palmieri Miluz Mayor Mi Congo
7, 宮本謙一 David Virelles Igbo Alakqrin Sube La Loma, Compay
8, 林田直樹 Franco Fagioli Handel Arias (DG) Scherza, Infida
9, 伊藤嘉章 Alune Wade African Fast Food (10H10) African Fast Food
10, 高橋政資Raberto Carcasses Cool Cool Filin 2 (Disco Caramba) Hablame de Amor
11, 村井康司 挟間美帆  Dancer In Nowhere (Verve) Il Paradiso del Blues

●第653回 1月5日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

『平成最後の新春トーク! 』〜「ミュージックマガジンジャズベストテン選者が語る
2018年ジャズシーン


ミュージックマガジン」年間ベストアルバム・ジャズ部門の選者3人が、2018年
ベストテン作品と各自の注目作を紹介しつつ、2018年のジャズシーンを語ります。


出演 柳樂光隆 原田和典 村井康司




● 1月22日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.60

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

新春第一弾「新譜特集」は2019年注目のアーティストを中心にご紹介いたします。

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。



●第654回 1月26日(土曜日) 午後3時30分より 参加費1000円+飲食代

『藤原清登のベース特集』

日本を代表するベース奏者、藤原清登さんをお招きし、氏の好みのベース奏者、影響を受けたベース奏者のアルバムを聴きつつ、彼らの奏法や聴き所などを藤原さんご自身が詳しく解説いたします。

藤原ファン、ベース・ファンは聴き逃せない貴重な講演会です。

                              解説 藤原清登



●2019年3月2日 (土曜日) 午後3時30分より
仮タイトル『俳句とジャズ』

フランスを拠点として活動するサックス奏者、仲野麻紀さんは「カイエdu俳句」というブログを運営する俳人でもあります。その仲野さんが同じく俳人でジャズ評論家、そして俳句の著書の編集もする村井康司さんと俳句とジャズについて語り合う、興味深いトーク・イヴェントです。

*詳細は追って告知いたします。

                      対談 仲野麻紀 × 村井康司




●2019年3月9日(土曜日)午後3:30〜6:00 受講料 2000円

小学館カルチャーライブ!』

「昭和 → 平成」JAZZ 日本史


通巻100冊を超える、小学館人気分冊百科「ジャズ100年」シリーズ監修者の後藤雅洋が、「JAZZ日本史」というテーマで講演を行います。
美空ひばり秋吉敏子からakiko、小曽根真まで、昭和、平成を彩った世界レベルの和製ジャズ・アーティストの功績と業界の変遷を、日本を代表するジャズ評論家、村井康司さんをお相手に、実際に音源を聴きつつ、語り尽くします。

●「ジャズ絶対名曲コレクション」第11号(1400円+税)1冊付き


                        登場  後藤雅洋 × 村井康司

●第651回 12月15日(土曜日)午後3時30分より 参加費1500円+飲食代

チャールズ・ミンガス/ジャズ・イン・デトロイト/ストラタ・コンサート・ギャラリー/46/セルダン』試聴会&トークショー

ジャズ界の伝説的なベーシスト、チャールズ・ミンガスが、1973年、デトロイトのストラタ・コンサート・ギャラリーに残した、未発表のライヴ音源が奇跡的に発掘され、イギリスのレコード会社、BBEから11月に発売。このジャズ・レジェンドの、幻のライヴの正規発売を記念に、いーぐるで4時間に及ぶ驚異的な生録音の一部を試聴しながら、元ジャズ批評の編集長で、数々のジャズの名作の再発と書籍を監修されている著名な音楽ライター、原田和典、さらに1970年代から世界的な活動を続け、ミンガス・トリビュート作もリリースしているベース奏者・藤原清登、両氏を迎え、チャールズ・ミンガスと本作の魅力について語って頂きます。

CHARLES MINGUS
『JAZZ IN DETROIT/ STRATA CONCERT GALLERY/ 46 SELDEN』
発売日:2018/11/07
定価:\5,000(税抜)
フォーマット:CD5
カタログ番号:BBEACDJ453
ジャンル:洋楽/JAZZ
レーベル:BBE
販売元:株式会社ウルトラ・ヴァイヴ
好評発売中

CDの即売あり !

藤原清登 [Double Bass]

高松市出身。音楽家の両親のもとロック大好きサッカー少年として過ごす。16歳でベースを始め東京芸術大学教授、故今村清一氏に師事。1974年渡米。バークリー音楽院を経てジュリアード音楽院大学院卒業。21歳でホレス・シルバークインテットにて米国デビュー後、NYを拠点に活躍。同年に米レーベルMuse、及びStrata
Eastにクリフォード・ジョーダン、シャミーク・ファラのアルバムでレコーディング・デビュー。境界のないジャンルで国際的に活躍する本格派として内外の音楽祭に多数参加。1987年自己のグループMG4結成以来、十数枚のアルバムを発表。2000年スイングジャーナル誌ではベース部門で1位に選ばれ『モダン・ベースの王者』と呼ばれ親しまれている。近年、日本でのCDリリース、コンサート活動も目覚しく、2013年には自己レーベルGARUGANTUAを創設。また洗足学園音楽大学にて後進の指導にもあたっている。
http://kiyotofujiwara.com/



司会進行:原田和典(音楽ジャーナリスト/元ジャズ批評編集長)
藤原清登(ベーシスト)




● 12月18日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.59

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

今年最後の新譜紹介は ユニバーサル加藤さん、ユニオン羽根さんそれぞれの2018年ベスト盤1枚と新譜の紹介です。業界専門家であるお二方が果たして何をベストとするか、今から興味津々です。

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。





●第652回 12月22日(土曜日) 午後3時30分より
『好例2018ベスト盤大会』 参加費500円+飲食代

音楽界関係者一同による好例の2018年ベスト盤大会です。参加のみなさま方が今年のベスト盤を持ち寄り、それぞれ1曲づつご紹介し解説する楽しいイヴェントです。これに参加すれば、ジャズを中心とした今年の音楽動向が一覧できるお得なイヴェントです。みなさまお気軽にご参加ください。

                        登場 音楽関係者一同



●2019年3月2日 (土曜日) 午後3時30分より
仮タイトル『俳句とジャズ』
フランスを拠点として活動するサックス奏者、仲野麻紀さんは「カイエdu俳句」というブログを運営する俳人でもあります。その仲野さんが同じく俳人でジャズ評論家、そして俳句の著書の編集もする村井康司さんと俳句とジャズについて語り合う、興味深いトーク・イヴェントです。

*詳細は追って告知いたします。

                      対談 仲野麻紀 × 村井康司




● 去る7月28日に開催を予定していた『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会 参加費1000円+飲食代金 は台風のため延期となっております。

日程が決まり次第、改めて告知いたします。

『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会

インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場! 
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。

                              解説 宮田信

いーぐる連続講演第650回
トロンボーン特集・今どきのトロンボーン
1.ヴェテランとヴォーカル <曲名> <リーダー> <アルバム名>

(1)A Voice Through 2012年録音
Conrad Herwig(tb) Ralph Bowen(ts) Criss Cross
Orrin Evans(pf) Kenny Davis(b) Donald Edwards(ds) <5:38>

(2)Trees
Ed Neumeister(tb) Fritz Pauer(pf) 2006年録音
Drew Gress(b) John Hollenbeck(ds) ArtistShare
<8:52>

(3)I Wish You Love <Sliding Hammers>
Mimmi Hammer(vo) Karin Hammer(tb) 2008年録音
Mathias Algotsson(pf) Martin Sjostedt(b) Savvy
Ron E. Gardinet(ds) <3:34>

(4)You Must Believe <Nick Vayenas> 2012年録音
Nick Vayenas(tb vo) Doug Wamble(g) Whirlwind
Dan Kaufman(pf) Rudy Janisch(b) Gulereme Franco(per) <4::26 >

(5)There is No <David L. Harris>
Greater Love 2016年録音
D.L.H.r(tb, vo) Miles Labat(ds) DLEE
Shea Pierre(pf) Jasen Weaver(b) <6:51 >

(6)We Gon Do It <Big Sam`s Funcky
Big Sam(tb vo) Jim Mara(sax) Nation> 2006年録音
Alan Matasar(kyb) Kenny Green(b) Pvine
Ian Hodge(ds) Elliott Cohn(g vo) <4:15>

(7)Electric Lamemt
Julian Soro(sax) Guillaume Nuss(tb) 2016年録音
Tom de Villers(g) Cristal
Stephane Scharle(ds) <3:44 >

2.今どきの4人
<1. Trombone Shorty>

(8)Buckjump
T. S.(vo tb etc) Pete Murano(g) 2011年録音
Mike Bllard(b) Joey Peebles(ds) Verve
Dan Oestreicher(bs) others <4:04 >

(9) You And I <同上 > 2013年録音
Mike Ballard(b) Joey Peebles(ds) Verve
Raphael Saadiq(kyb) <3:51>

(10) Here Come the Girl <同上 > 2017年録音
Tony Hall(b) Joey Peebles(ds) Blue Note
others <4:00>

<2. Alan Ferber>

(11) Scenes From An <Alan Ferber> 2004年録音
A.F.(tb) David Smith(tp) Will Vinson(as)John Ellis(ts) Freshsound
Douglas Yates(bcl)Bruce Saunders(g) Bryan Roberts(pf) <8:18>
Alexis Cuadrado(b)Mark Ferber(ds) AkikoPavolka(vo)

(12) The Compass <同上>
A.F.(tb) David Smith(tp) Will Vinson(as)John Ellis(ts) 2006年録音
Douglas Yates(bcl)Bruce Saunders(g) Bryan Roberts(pf) freshsound
Alexis Cuadrado(b)Mark Ferber(ds) Peter Rende(syn) <9:57>

(13) Flow <同上>
A.F.(tb)SHane Endsley(tp) John Gordon(as)John Ellis(ts) 2016年録音
Charles Pillow(bcl)Nate Radley(g) Bryan Roberts(pf) Sunnyside
Matt Clohesy(b)Mark Ferber(ds)) <9:20>

<3.Corey King>

(14) Black Super Hero 2014年録音
Jamire Williams(ds vo)Corey King(tb vo) Chris Turner(vo)JasonMoran(pf) ultravybe
Matthew Stevens(g) John Ellis(ts) Vicente Archer(b)etc. <7:23>

(15) Noble Noble <Esperanza Spalding> 2016年録音
Esperanza Spalding(vo b) Matthew Stevens(g) Concord
Karriem Riggins(ds) Corey King(tb) <3:34>

(16) Piri Piri <Takuya Kuroda>
Takuya Kuroda(tp)Corey King(tb)Lionel Loueke(g) 2014年録音
Kris Bowers(rh,syn) Solomon Dorsey(b)Nate Smith(ds) Blue Note
<7:04>

<4.Ryan Porter>

(17) Itsy Bitsy Spider <Ryan Porter> 2017年録音
Ryan Porter(tb) Cris Cray(tp)Adam Turchin(ts) Worldgalaxy
Tony Austin(ds) Miles Mosley(b)Justin Sky(rapper) <3:01>

(18)Impressions <同上>
Ryan Porter(tb) Kamasi Washington(ts)Miles Mosley(b) 2008年録音
CameronGraves(kyb) Aron Haggerty(ds) Worldgalaxy
<15:45>

合計 115分



● 第650回 11月24日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費 800円+飲食代
トロンボーン特集〜今どきのジャズ・トロンボーン

トロンボーンニューオリンズ・ジャズやビッグバンド・ジャズ時代においては比較的中核的な位置を占めていたものの、楽器の操作性の難しさもありモダン・ジャズ以降はジャズ・シーンを牽引するようなプレイヤーはあまり排出してきませんでした。
しかし最近のトロンボーン奏者にはよりサウンド・クリエイター的で優秀な人材が増えています。
この動きは近年のジャズ界全体の大きな変化とも連動していると思われます。今回の特集では最近のトロンボーン奏者、特に近年のジャズシーンにも広く関与していると思われるトロンボニスト、Trombone Shorty、Alan Ferber、Corey King、Ryan Porter等を中心に「今どきのジャズ・トロンボーン」を紹介させて頂きたいと思います。
そしてそれらを通じて最近のジャズの流れを感じていただければと思います。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。よろしくお願いいたします。

                             解説  山中 修




● 11月27日(火曜日)20:00〜22:00
“NEW ARRIVALS”Vol.58

《予約不要、飲食代金のみでご参加いただけます》

今回ユニバーサルさんは、挟間美帆、グレゴリー・ポーター、シャイ・マエトロなど話題のミュージシャンの新譜を、そしてユニオンさんはマイナーながら注目の若手、新人のニュー・アルバムをご紹介する予定です。

ユニバーサルジャズとディスクユニオンの共同主催による、新譜紹介イヴェント。毎回話題の新作をていねいな解説付きでゆっくりとご試聴いただけます。お気に入りのアルバムをその場で購入することも出来ます。ジャズシーンの動向がいち早く知れる話題のイヴェントで、私も大いに参考にさせていただいてます。みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。

*なお、試聴中はお静かにお聴きくださりますよう、お願いいたしておりますので、その旨ご配慮ください。




●第651回 12月15日(土曜日)午後3時30分より 参加費1500円+飲食代

チャールズ・ミンガス/ジャズ・イン・デトロイト/ストラタ・コンサート・ギャラリー/46/セルダン』試聴会&トークショー

ジャズ界の伝説的なベーシスト、チャールズ・ミンガスが、1973年、デトロイトのストラタ・コンサート・ギャラリーに残した、未発表のライヴ音源が奇跡的に発掘され、イギリスのレコード会社、BBEから11月に発売。このジャズ・レジェンドの、幻のライヴの正規発売を記念に、いーぐるで4時間に及ぶ驚異的な生録音の一部を試聴しながら、元ジャズ批評の編集長で、数々のジャズの名作の再発と書籍を監修されている著名な音楽ライター、原田和典、さらに1970年代から世界的な活動を続け、ミンガス・トリビュート作もリリースしているベース奏者・藤原清登、両氏を迎え、チャールズ・ミンガスと本作の魅力について語って頂きます。

CHARLES MINGUS
『JAZZ IN DETROIT/ STRATA CONCERT GALLERY/ 46 SELDEN』
発売日:2018/11/07
定価:\5,000(税抜)
フォーマット:CD5
カタログ番号:BBEACDJ453
ジャンル:洋楽/JAZZ
レーベル:BBE
販売元:株式会社ウルトラ・ヴァイヴ
好評発売中

CDの即売あり !

藤原清登 [Double Bass]

高松市出身。音楽家の両親のもとロック大好きサッカー少年として過ごす。16歳でベースを始め東京芸術大学教授、故今村清一氏に師事。1974年渡米。バークリー音楽院を経てジュリアード音楽院大学院卒業。21歳でホレス・シルバークインテットにて米国デビュー後、NYを拠点に活躍。同年に米レーベルMuse、及びStrata
Eastにクリフォード・ジョーダン、シャミーク・ファラのアルバムでレコーディング・デビュー。境界のないジャンルで国際的に活躍する本格派として内外の音楽祭に多数参加。1987年自己のグループMG4結成以来、十数枚のアルバムを発表。2000年スイングジャーナル誌ではベース部門で1位に選ばれ『モダン・ベースの王者』と呼ばれ親しまれている。近年、日本でのCDリリース、コンサート活動も目覚しく、2013年には自己レーベルGARUGANTUAを創設。また洗足学園音楽大学にて後進の指導にもあたっている。
http://kiyotofujiwara.com/



司会進行:原田和典(音楽ジャーナリスト/元ジャズ批評編集長)
藤原清登(ベーシスト)



●第652回 12月22日(土曜日) 午後3時30分より
『好例2018ベスト盤大会』 参加費500円+飲食代

音楽界関係者一同による好例の2018年ベスト盤大会です。参加のみなさま方が今年のベスト盤を持ち寄り、それぞれ1曲づつご紹介し解説する楽しいイヴェントです。これに参加すれば、ジャズを中心とした今年の音楽動向が一覧できるお得なイヴェントです。みなさまお気軽にご参加ください。

                        登場 音楽関係者一同



●2019年3月2日 (土曜日) 午後3時30分より
仮タイトル『俳句とジャズ』
フランスを拠点として活動するサックス奏者、仲野麻紀さんは「カイエdu俳句」というブログを運営する俳人でもあります。その仲野さんが同じく俳人でジャズ評論家、そして俳句の著書の編集もする村井康司さんと俳句とジャズについて語り合う、興味深いトーク・イヴェントです。

*詳細は追って告知いたします。

                      対談 仲野麻紀 × 村井康司




●2019年3月9日(土曜日)午後3:30〜6:00

小学館主催リアルイベント『カルチャーライブ!』

内容:akiko×村井康司氏(JAZZ評論家/本誌「JAZZ日本史連載中/小学館現役社
員)の対談

テーマ:日本のジャズ対談+選定レコード鑑賞(8〜9曲)

*詳細は追って告知いたします。

                 登場 akiko × 村井康司




● 去る7月28日に開催を予定していた『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会 参加費1000円+飲食代金 は台風のため延期となっております。

日程が決まり次第、改めて告知いたします。

『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』上映会

インディ・レーベル『MUSIC CAMP, Inc.』を主宰し、国内外の個性的な「音」を発信し続けている宮田信さん。
その宮田さんを、ロサンゼルスにある「全米日系アメリカ人博物館」のアキラ・ボック監督が追ったドキュメンタリー映画が『アワ・マン・イン・トーキョー 〜ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ』です。
先日開催された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」で上映されたほか、アメリカやメキシコそして全国各地の上映会で大きな反響を巻き起こしているこの作品が満を持して「いーぐる」に登場! 
この上映にあわせて、宮田信さんに、米国に住むメキシコ系、いわゆるチカーノたちの文化・音楽の魅力を語っていただきます。

                              解説 宮田信

いーぐる連続講演649回(2018年11月10日)

『追悼、アリサ・フランクリン』

その魅力を、鈴木啓志、鷲巣功、高地明のR&B愛好研究の3巨頭が忌憚なく語る!(進行:佐藤英輔)


●鈴木啓志が選んだ曲

Evil Gal Blues album Unforgettable Columbia 4-43009 (1964)
Sweet Bitter Love album Who’s Zoomin’ Who Arista 259053 (1985)
I Never Loved A Man (The Way I Love You) album I Never Loved A Man The Way I Love You Atlantic 45-2386 (1967)
The Letter album Aretha Arrives outtake (1967)
My Song single Atlantic 45-2574 (1968)
Don't Play That Song single Atlantic 45-2751 (1970)
Heavenly Father album Young, Gifted and Black outtake (1972)
Giving Him Something He Can Feel album Sparkle Atlantic SD 18176 (1976)


●鷲巣功がえらんだ曲

R-E-S-P-E-T album Live At Fillmore West Atlantic SD 7205 (1971 )
Make It With You album Live At Fillmore West Atlantic SD 7205 (1971 )
I Say A Little Prayer album Aretha Now Atlantic SD 8186 (1968)
Natural Woman album Lady Soul Gramophone SMAT-1027 (1968)
Rock Steady Young, Gifted And Black Warner Pioneer WPCR-27653(1972)
Mr.D.J. single Warner Pioneer P-1418 (1975 )
It’s So Heartbreakin’ albam Aretha with Ray Brian Combo Soul Jam 600807 (1961)
Today I Sing The Blues album Aretha with Ray Brian Combo Soul Jam 600807 (1961)
Precious Lord Take My Hand pt.1 album Aretha Gospel Chess MCD 91521 (1956)


●高地明がえらんだ曲

Wholy Holy Single Atlantic 45-2901 from album Amazing Grace edit short version (1972)
One Way Ticket album Sprit In The Dark Atlantic SD 8265 (1970)
Oh Me Oh My (I’m A Fool For You) album Young, Gifted and Black Atlantic SD 7213 (1972)
First Snow In Kokomo album Young, Gifted and Black Atlantic SD 7213 (1972)
Bridge Over The Troubled Water Atlantic 45-2796 promo long version ( 1971)
Until You Came Back To Me album Let Me In Your Life Atlantic SD 7292 (1974)
Without Love album With Everything I Feel In Me Atlantic SD 18116 (1974)
Break It To Me Gently album Sweet Passion Atlantic SD 19102 (1977)

2018年10月31日(水曜日)

後楽園ドームにポール・マッカートニーのライヴを観に行きました。私は2015年のドーム・ライヴも観ているので(ちなみに私はビートルズ初来日公演も観ています)、あれから3年、ポールの変化も興味がありましたが、それ以上に関心があったのは、私が監修している小学館CD付きムック『JAZZ 絶対名曲・コレクション』の『ビートルズ・ジャズ』が現在発売中だからです。

ジャズ・ミュージシャンがビートルズ・ナンバーを採り上げた、『JAZZ 絶対名曲・ビートルズ号』に収録された名曲のオリジナル(厳密には“ビートルズ”ではありませんが)が聴けるのですから、これは逃す手はありません。

冒頭「ア・ハード・ディズ・ナイト」「オール・マイ・ラヴィング」といった懐かしのビートルズ・ナンバーで観客の注目を集め、ポール独立後のナンバー、新曲と進め、後半再びビートルズ楽曲で盛り上げるという演出は巧いもの。それにしても、巨大な爆発音を伴った炎の演出、派手でしたねえ。

今回のポール・ライヴ、2015年の公演に比べ、ブラス・セクションを伴ったバック・バンドも含め全体にロック色が強くなっており、そういう意味ではまったく別物と言って良く、やはり観た甲斐はありました。率直に言って、「じっくり歌を聴かせる」という意味では前回の方が良かったのですが、ロック・ミュージシャンとしてのポール、あるいはビートルズという視点では、やはり出色のライヴでした。2万円近くの出費でしたが、ソンした気は毛頭ありません。

それにしても2時間半に渡る長丁場、一度も水を飲まないポールは駱駝のように体内に秘密の貯水タンクでも備えているんでしょうかね。これは前回も驚いた点でしたが、あれから3年、ポールだって相当の年なのにこの気力・体力・耐久力、私のような老人世代は大いに啓発されましたね。もっと筋トレやらなくちゃ。

『JAZZ 絶対名曲コレクション』の監修者としても改めて大きな発見がありました。それは現在発売中のシリーズVol.2『ビートルズ・ジャズ』にも書いたことですが、「スタンダード」として見た場合のビートルズ・ナンバーの色の濃さです。

ビートルズ・ナンバーは言うに及ばず、ポール独立後の楽曲にも、ビートルズ時代との連続性が窺えるのです。楽曲のテイストは2015年のライヴで中心だった「歌で聴かせるタイプ」と今回の「演奏で盛り上げるタイプ」という違いはあるのですが、そのどちらにもポールのあるいはビートルズのカラーが出ているのは大したもの。


最後に『JAZZ 絶対名曲コレクション Vol.2ビートルズ・ジャズ』収録曲と今回のポール・ライヴの重複楽曲を挙げておきましょう。


「All My Loving」リタ・ライス歌唱
「Blackbird」カサンドラ・ウィルソン歌唱
「Elenor Rigby」ウェス・モンゴメリー演奏
「Yesterday」サラ・ヴォーン歌唱


ドームでポールのロックに酔ったみなさん、その「ジャズ版」に興味を持たれたらぜひ『JAZZ 絶対名曲コレクション Vol.2ビートルズ・ジャズ』をご購入下さいね! 監修者として絶対のお奨めです!