• 第662回 6月22日 (土曜日) 午後3時30分より 参加費800円+飲食代

『シングル盤で聴くフュージョン(全曲未CD化音源)』 フュージョンの時代、アメリカではラジオのオンエアが重要なプロモーションでした。しかしフュージョンは1曲の時間が長大で、そのままではオンエアしてもらえないことから、聴かせどころを3分に凝縮したプロモ・オンリーの「シングル・エディット・ヴァージョン」が多数作られました。もちろんこれらはアルバムに収録されることはなく、役割を果たすとすぐに消えていきました。今回のイベントではそれらプロモ・シングルや、シングルだけでリリースされたフュージョンの音源を掘り起こして聴いていきます。それらはアルバム・ヴァージョンとは大きく印象の異なるものばかりです。オリジナルを知っている人ほど大きな驚きがあることでしょう。 同時代ということで、キース・ジャレットECM珍し盤もかけます。 -------- 以下はプレイリストの一部(予定)。いずれも「シングル・エディット・ヴァージョン」で、未CD化の音源です。一部モノラル・ヴァージョンもあります。 *パット・メセニー:「アー・ユー・ゴーイング・ウィズ・ミー」「ジェイムス」「ヨランダ・ユー・ラーン」 *ウェザー・リポート:「バードランド」「リヴァー・ピープル」「ダラ・ファクター・トゥー」「ヴォルケイノ・フォー・ハイア」「ブギウギ・ワルツ」 *ハービー・ハンコック:「ハングアップ・ユア・ハングアップス」「カメレオン」「バタフライ」「スパンクアリー」 *チック・コリア「スペイン」「セントラル・パーク」 *グローヴァー・ワシントン・ジュニア「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」「ワインライト」 *ブレッカー・ブラザーズ「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」「スニーキン・アップ・ビハインド・ユー」 *デイヴ・グルーシン「ラグ・バッグ」 *マイルス・デイヴィス「ファット・タイム」「シャウト」「タイム・アフター・タイム」 *マンハッタン・トランスファー「バードランド」 *キース・ジャレット「アンコール・フロム・ザ・ケルン・コンサート」(2:40 version/4:10 version) ------

                             解説 池上信次

 

 

 

 

 

  • 第663回 7月20日 (土曜日)午後3時30分より

タイトル未定『新著発売記念イヴェント』

 

*詳細は追って告知いたします。

 

                     解説 関口義人 他 ゲストあり

            

 

 

 

 

 

 

 

  • 第664回 7月27日(土曜日)午後3時30分より 参加費1200円+飲食代金

『2019年のLIVE UNDER THE SKY』  

 

夏が来れば思い出す・・・。1980年代の東京のジャズ・ファンにとって、7 ⽉最終の⼟⽇2⽇間は、よみうりランドの「オープンシアターEAST」という 聖地巡礼のための時でした。ライブアンダーでシーンの「最前線」を体感し、 8⽉の斑尾やMt.Fujiでノホホンと「ノスタルジー」を楽しむ。30数年前に は、そんな幸せな「夏時間」がありました。 1977〜1981年@⽥園コロシアム、そして1983〜1992年@オープンシアタ ーEASTと計15回開催された「LIVEUNDERTHESKY」。伝説のVSOPク インテットやマイルス、ロリンズ、オーネット、サン・ラ、ハービー、チッ ク、メセニー、サンボーン、ギル・エヴァンスwithジャコ、さらにロバータ・ フラッグ、ミルトン・ナシメントブラック・ウフルなど、その多彩なライン ナップはまさしくプロデューサーであった鯉沼俊成⽒の慧眼の証でした。イベ ント・タイトルにあえて「ジャズ」という⾔葉を付さなかったこ画期的マーケ ティング思考や⼤胆な演出やメディア・ミックスetc.、ライブアンダーに出会 ったからこそ⾳楽の仕事に就いたという⼈間は私を含めて⼤勢います。 当⽇は取材等でライブアンダーの出演アーティスト達と幅広く接してこられた 池上⽐沙之さんをゲストに迎え、マイルスを筆頭に様々なエピソード・トーク を交えながら、公式ライブ・アルバムやTVオンエア映像であの熱気を追体験 していきます。秘蔵⾳源や貴重なお宝グッズの開陳、さらに参加者の皆さんへ のプレゼント資料もご⽤意しております。どうぞ、ご期待ください! あの夏の⽇の感動が、いーぐるに蘇る!

 

トーク:Moto上原(元SMEジャズ・ディレクター) ゲスト:池上⽐沙之(⽂筆家)